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免疫性神経疾患病態解明と治療の最前線
255巻5号 2015年10月31日 p.427-431
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 CIDPの診断基準と鑑別診断 芳川浩男
サマリー   慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)の疾患概念はステロイド反応性の後天性慢性炎症性脱髄性多発根神経炎として確立され,脱髄病変の好発部位が神経根と遠位神経終末であることを証明する電気生理学的所見が診断上重要である.現在,国際的に認められたCIDPの診断基準はEFNS/PNSが作成したもので,電気生理学的所見としては遠位潜時延長,伝導速度低下,F波潜時延長,伝導ブロック,異常な時間的分散以外に遠位部刺激による複合筋活動電位の持続時間延長がある.このEFNS/PNS診断基準に従えば感度81%,特異度97%で典型的CIDPは診断できる.遠位部のみの筋力低下や感覚障害,非対称性の分布,神経叢や1つの末梢神経のみの障害を示す場合は非典型的CIDPに分類されるが,典型的CIDPに対する治療法が有効であることから,両者は共通の病態であると考えられる.一方,CIDPは除外診断が重要であり,とくに亜急性の経過をとるGBSや傍腫瘍性ニューロパチー,感染性・中毒性・薬剤性ニューロパチーはつねに念頭におくべきである.
キーワード  EFNS/PNS診断基準,脱髄,神経根,遠位部神経終末
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免疫性神経疾患
255巻5号 2015年10月31日
週刊(B5判,264頁)
定価 6,380円(本体 5,800円+税10%)
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雑誌コード:20475-10/31
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