次号予告
298巻4号 (2026年7月25日発行)
自己炎症性疾患アップデート
企画:西小森隆太(久留米大学医学部小児科学講座)
・自己炎症性疾患の疾患概念が提唱されてから約25年,遺伝学的検査手法の進歩によって50以上の疾患関連遺伝子が同定されてきているが,「病態解明が十分でない疾患がある」「疾患特異的な治療薬が存在しない」など,課題は多く残っている.
・一方で,保険診療による遺伝学的検査の充実や,成人移行支援の手引き作成など,成人期診療体制の整備が進められることで,小児科医のみならず成人診療科の医師たちのなかでも,自己炎症性疾患群の認知度は着実に向上してきている.
・本特集では,診断体制・病態解明・治療における課題とその解決に向けた試みなど,自己炎症性疾患を取り巻く現状について解説する.
【AYUMI】
はじめに
自己炎症性疾患の遺伝学的検査の現状と今後の課題
自己炎症性疾患における体細胞モザイクアップデート
自己炎症性疾患における創薬の現状と課題
アクチンダイナミクスとパイリンインフラマソーム
DigenicI型インターフェロノパチー
ノンコーディングRNAとRLR関連自己免疫疾患
自己炎症性疾患と細胞死
ブラウ症候群の炎症病態
成人発症自己炎症性疾患
【TOPICS】
消化器内科学
C型肝炎ウイルス抗原・抗体同時検出による診療支援
脳神経外科学
脳神経外科におけるデジタル化医療とAI
【連載】
医療にいかす行動経済学(21)
遊びながら,自然と健康に―ゲーミフィケーションによる健康づくりと行動科学
知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(9)
末梢血検査―測定原理を踏まえ病態を読み解く
【FORUM】
分子生物学の臨床応用 “分子”から“疾患・患者”へ(8)
1分子イメージング技術を活用した新たな薬剤スクリーニング法

