次号予告
299巻6号 (2026年11月7日発行)
第1土曜特集
不安症・強迫症の診断と治療
企画:朝倉 聡(北海道大学保健センター)
・不安症・強迫症は生涯有病率が高く経済的損失も大きいが,一般臨床での認知度は高くない.日常生活に支障が生じているにもかかわらず,受診に至らず有効な治療介入がなされない場合も多い.
・近年,社交不安症・パニック症・強迫症の診療ガイドラインが相次いで公表され,全般不安症への適用薬剤も承認されるなど,診断と治療をめぐる機運が高まっている.
・本特集では,不安症・強迫症の概念と分類の変遷,脳画像研究,遺伝子研究の最新知見を総論としてまとめるとともに,パニック症,強迫症,社交不安症,全般不安症の診断と鑑別,薬物療法,精神療法,さらに子どもの不安症についても解説する.
【AYUMI】
はじめに
■総論
不安症・強迫症の概念と分類の変遷
不安症・強迫症の脳構造変化
不安症・強迫症における遺伝と環境
■パニック症
パニック症の診断と鑑別―パニック発作の評価から身体・精神疾患との鑑別まで
パニック症の薬物療法―ガイドラインと実臨床をつなぐ治療の考え方
パニック症の認知行動療法―「不安になっても大丈夫」を目指す治療
■強迫症
強迫症の診断や鑑別―その異種性や潔癖症との境界を中心に
強迫症に対する薬物療法
強迫症の認知行動療法
■社交不安症
社交不安症の診断と鑑別
社交不安症の薬物療法
社交不安症の精神療法―認知行動療法を中心に
■全般不安症
全般不安症の診断と鑑別
全般不安症の薬物療法と心理教育
全般不安症の精神療法
■子どもの不安症
子どもの不安症の診断と治療

