やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

次号予告

271巻7号 (2019年11月16日発行)

脊髄損傷治療はどこまで可能か

企画:松山幸弘(浜松医科大学医学部附属病院病院長,同整形外科学講座)

・脊髄損傷は年間100万人当たり40.2人発症し,国内で年間約5,000人の新規脊損患者が発症している.また,現患者数は約8万人(18歳以上)で,そのうち労災患者は約1.5〜2万人と報告されている.

・脊髄再生治療の可能性については基礎研究,臨床研究を含め世界各国で進められているが,そのなかでも2018年,日本ではじめて保険認可された骨髄由来間葉系幹細胞(MSC)移植が認められた.

・本特集では,現在どこまで脊髄損傷後の再生治療が進んでいるのか,また実際はどこまで可能なのかを脊髄再生治療のトップリーダーの先生方にご執筆いただく.

【AYUMI】
HGFを用いた急性期脊髄損傷治療−新規薬剤髄腔内投与の治験開始までの道のり
急性脊髄損傷に対する顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)を用いた神経保護療法
脊髄損傷患者に対する自家骨髄間葉系幹細胞移植療法
神経栄養因子とコンドロイチナーゼによる脊髄再生の促進
Scaffold-freeな骨髄間葉系細胞シートの有用性−軸索再生とグリア瘢痕形成抑制
慢性期脊髄損傷治療とグリア瘢痕制御
【連載】
地域医療の将来展望(9)
地域医療とワークライフバランス
診療ガイドラインの作成方法と活用方法(4)
急性膵炎ガイドライン
【TOPICS】
腎臓内科学
HGF分泌シートの開発と腎線維化抑制
MRエラストグラフィによる肝線維化評価
神経内科学
αシヌクレインのプリオン様作用
【連載フォーラム】
医療社会学の冒険(19)
ヒステリーのヒストリーと19世紀健康ブーム