やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

次号予告

266巻3号(2018年7月21日発行)

小児在宅医療の現状と展望

(企画:中村知夫/国立成育医療研究センター総合診療部在宅診療科)

高齢出産と医療の進歩のなかで,生まれてくる子どもの数が減っているにもかかわらず,生まれたときからNICU(新生児集中治療室)などでの治療を必要とする子どもの数は増えてきている.またNICUでの治療後に,命と健康の保持のためにさまざまな医療的デバイスが必要な“医療的ケア児”とよばれる子どもたちも増加してきている.地域包括ケアの概念は単に高齢者にとどまらず,医療的ケア児も含めた支援を必要としているさまざまな人びとが,地域で暮らしていくための地域共生社会の実現へと向かっている.本特集では,医療的ケア児者に対する保健,医療,福祉その他の各関連分野の支援体制について,現状と課題を概説いただく.

【AYUMI】
はじめに
地方自治体における小児在宅医療政策
小児在宅医療における医師会の役割
小児在宅患者における訪問診療の現状と課題
小児在宅患者に対する病院診療の現状と問題点
小児在宅患者の明るい未来のための訪問看護と福祉の現状と展望──平成30年度の同時改定からみえた連携ネットワーク・人づくりへの期待
緩和医療の視点からみた小児在宅医療
地域共生社会の実現に向けて――小児在宅医療の視点から
【連載】
Sustainable Developmentを目指した予防医学
PacBioRSUを用いたインターフェロンフリー療法無効症例の原因となった変異の検出法――ダクラタスビル+アスナプレビルを例として
移行期医療−成人に達する/達した患者への医療
原発性免疫不全症の全生涯診療──希少疾患の診療体制構築
速報
外来化学療法室における尿蛋白クレアチニン比測定の有用性