次号予告
296巻3号 (2026年1月17日発行)
がんの支持療法と学際的連携
企画:酒井 瞳(昭和医科大学先端がん治療研究所)
・がん薬物療法の進歩に伴い,がんによる症状やがん治療に伴う副作用を予防・軽減し,患者のQOL向上を図る“支持療法”の重要性も高まっている.
・免疫チェックポイント阻害薬による免疫関連有害事象,抗体薬物複合体による間質性肺疾患や眼障害などの副作用を,がん薬物療法を担当する医師が単独でマネジメントすることは難しく,学際的連携が求められる.
・本特集では,新規薬剤においても依然として課題である悪心・嘔吐,マネジメントが困難な間質性肺疾患や眼障害,そして学際領域の代表例であるOncocardiology(腫瘍循環器学)やOnconephrology(腫瘍腎臓病学)など幅広く取り上げ,各領域のエキスパートが解説する.
【AYUMI】
はじめに
がん薬物療法における悪心・嘔吐管理―最新のエビデンスから紡ぐ戦略
薬剤性間質性肺疾患の診断と治療
がん治療を支える重要な柱:Onco-cardiology(腫瘍循環器学)の重要性―がん治療関連心血管毒性を中心に
Onconephrology(腫瘍腎臓病学)―腫瘍学と腎臓病学の学際領域
抗がん剤による眼の副作用
“がん関連認知機能障害”を知っていますか?―“気づく”ことからはじまる評価と支援
Exercise Oncology(運動腫瘍学)について
がん患者のアピアランス(外見)ケア
【TOPICS】
社会医学
WHOセルフケアガイドラインと「日本型セルフケア」の概念
遺伝・ゲノム学
血漿中cell-free DNA/RNA解析による宇宙環境応答の評価
【連載】
医師の働き方改革―取り組みの現状と課題(13)
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)の推進と課題
医療における生成AIとDX(5)
アメリカの医療現場におけるDXと生成AIの活用について
医療にいかす行動経済学(2)
(行動)経済理論の視点からみる医療システム
【FORUM】
人間社会の未来―専門家が予見する人類の行方(9)
資本主義がもたらす健康危機―衛生から養生へ

