次号予告
296巻8号 (2026年2月21日発行)
制御性T細胞の多面的役割と臨床応用―免疫寛容からがん治療まで
企画:堀 昌平(東京大学大学院薬学系研究科免疫・微生物学教室)
・制御性T細胞(Treg)とそのマスター転写因子であるFoxp3の発見から,Treg研究は1つの分野として急速に発展した.
・Foxp3を足がかりにTreg特異的な遺伝子改変やTregの選択的除去が可能となり,生理機能と分化・機能の分子基盤の解明が飛躍的に進み,自己免疫疾患,炎症性腸疾患,アレルギー,がん,移植片拒絶などの治療応用が期待され,世界的に研究が進められている.
・本特集では,Tregの基礎研究を軸に,その多面的機能と臨床応用の現状,今後の研究展望などを概観する.
【AYUMI】
研究と臨床の最新知見
はじめに
ヒト制御性T細胞におけるFOXP3発現制御
マスター転写因子Foxp3による制御性T細胞分化と機能の制御
皮膚の制御性T細胞
中枢神経系の制御性T細胞の役割
腫瘍免疫におけるTh1型制御性T細胞の役割
腫瘍における制御性T細胞分化と機能維持
移植免疫と制御性T細胞
腸管における制御性T細胞ニッチの制御
【TOPICS】
神経精神医学
オーバードーズ:救急医療から精神科医療へつなぐアプローチ
放射線医学
緩和的放射線治療
【連載】
医師の働き方改革―取り組みの現状と課題(16)
特定機能病院における研究・卒前卒後教育・臨床の課題―医師の働き方改革の実装段階で考えるべきこと
医療における生成AIとDX(8)
在宅医療におけるAI活用の実際と展望
医療にいかす行動経済学(5)
医療と行動経済学を行き来する人材の育成
【FORUM】
人間社会の未来―専門家が予見する人類の行方(12)
トランプ政権の健康革命MAHA(Make America Healthy Again)

