医学のあゆみ
298巻4号
自己炎症性疾患アップデート
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2026年7月
- 注文コード:929804
- 雑誌コード:20474-7/25
内容紹介
・自己炎症性疾患の疾患概念が提唱されてから約25年,遺伝学的検査手法の進歩によって50以上の疾患関連遺伝子が同定されてきているが,「病態解明が十分でない疾患がある」「疾患特異的な治療薬が存在しない」など,課題は多く残っている.
・一方で,保険診療による遺伝学的検査の充実や,成人移行支援の手引き作成など,成人期診療体制の整備が進められることで,小児科医のみならず成人診療科の医師たちのなかでも,自己炎症性疾患群の認知度は着実に向上してきている.
・本特集では,診断体制・病態解明・治療における課題とその解決に向けた試みなど,自己炎症性疾患を取り巻く現状について解説する.
目次
はじめに(西小森隆太)
自己炎症性疾患の遺伝学的検査の現状と今後の課題(小原 收)
自己炎症性疾患における体細胞モザイクアップデート(加藤健太郎・井澤和司)
自己炎症性疾患における創薬の現状と課題(仁平寛士)
アクチンダイナミクスとパイリンインフラマソーム(本田吉孝・八角高裕)
DigenicI型インターフェロノパチー(田口友彦)
ノンコーディングRNAとRLR関連自己免疫疾患(佐藤沙耶・加藤博己)
自己炎症性疾患と細胞死(小田紘嗣)
ブラウ症候群の炎症病態(松田智子・神戸直智)
成人発症自己炎症性疾患(桐野洋平)
TOPICS
消化器内科学 C型肝炎ウイルス抗原・抗体同時検出による診療支援(遠藤美月)
脳神経外科学 脳神経外科におけるデジタル化医療とAI(田村 学・川俣貴一)
連載
医療にいかす行動経済学(21)
遊びながら,自然と健康に─ゲーミフィケーションによる健康づくりと行動科学(坂本菜生・近藤尚己)
知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(9)
末梢血検査─測定原理を踏まえ病態を読み解く(岩田純奈・松下弘道)
FORUM
分子生物学の臨床応用 “分子“から“疾患・患者”へ(8) 1分子イメージング技術を活用した新たな薬剤スクリーニング法(上田昌宏・廣島通夫)
次号の特集予告
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