医学のあゆみ
298巻3号
アドレノメデュリン研究の最前線 ─基礎から創薬・臨床応用へ
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2026年7月
- 注文コード:929803
- 雑誌コード:20473-7/18
内容紹介
・1993年に日本で発見され,強力な血管拡張作用を有するアドレノメデュリン(AM)は,循環調節因子としてだけでなく,抗炎症,組織修復,血管新生,代謝調節といった極めて多彩な生理作用を有することが明らかとなっている.
・現在では,循環器疾患にとどまらず,難治性炎症性腸疾患,脳血管障害,がん,代謝性疾患など多岐にわたる領域において,その病態生理学的意義が解明されつつある.
・本特集では,AMの発見~創薬,AMファミリーの多様性,抗肥満作用,腫瘍微小環境や眼科疾患における役割,早期バイオマーカーとしての有用性に至るまで,AM研究の最前線に立ち,現在と未来を俯瞰する.
目次
はじめに(新藤隆行)
アドレノメデュリンの発見から創薬研究へ(北村和雄)
アドレノメデュリンファミリーの進化と多様性(竹井祥郎・御輿真穂)
アドレノメデュリンの機能的多様性を生み出す分子基盤─RAMPシステムによる制御(新藤隆行)
腫瘍微小環境におけるアドレノメデュリン-RAMP系の役割─血管-免疫クロストークを介したがん進展制御機構(田中 愛)
アドレノメデュリンおよびアドレノメデュリン2によるエネルギー代謝調節と抗肥満作用(神吉昭子)
眼科領域におけるアドレノメデュリンの役割─網膜血管の恒常性と病態制御(柿原伸次)
アドレノメデュリンによる脳血管保護─基礎研究から臨床試験へ(猪原匡史)
血管不全の早期バイオマーカーとしてのMR-proADM─疫学研究からのエビデンス(小山晃英)
TOPICS
免疫学 ストレスがグルココルチコイドを介して惹起するTh17細胞による炎症(榛葉旭恒・生田宏一)
再生医学 ヒトiPS細胞由来顎骨オルガノイドが拓く再生治療と病態モデリングの新展開(本池総太・池谷 真)
連載
医療にいかす行動経済学(20)
ソーシャルマーケティングと医療行動経済学の併用─行動変容と習慣化のために(溝田友里・他)
知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(8)
尿一般検査,便検査(菊池春人)
FORUM
分子生物学の臨床応用 “分子“から“疾患・患者”へ(7) β2スペクトリンによるIgA腎症発症の分子機構とその治療応用(門多のぞみ・二瓶義人)
次号の特集予告
電子版の購入
以下のウェブサイトで論文単位の購入が可能です.
※リンク先は医歯薬出版株式会社のウェブサイトではありません.利用方法等は各ウェブサイトへお問い合わせください.



