やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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書籍・雑誌等に転載された著作物の電子的利用について

著作者の皆様へ


 平素より小社出版物に格別のご高配を賜り,厚く御礼申し上げます.


 さて,小社では従来,電子出版物のニーズの高まりに応じ,紙媒体で発行された書籍・雑誌等の電子的利用を推進し,多くのお客様に電子出版物をお届けして参りました.近年では,特に教育機関において電子出版物を求める声が多数聞かれるようになったことから,さらに積極的に出版物の電子的利用に取り組みたいと考えております.


 ご承知の通り,医学系学術専門出版物においては,図表などの著作物の転載が広く行われていますが,出版物を電子的利用する場合には,これらの転載著作物についても,電子的利用に必要な著作権の処理をしなければなりません.小社ではこの処理を以下の原則で進めております.


@紙媒体での利用と電子的利用を,できる限り一括で許諾申請する

A紙媒体での利用についてのみ許諾を得られているものについては,追加で電子的利用について許諾申請する

B紙媒体での利用は許諾が得られたが,電子的利用については許諾が得られないもの(またはその逆)については,原則として非表示(または非掲載)とする


 しかしながら,特に過去に紙媒体で発行された書籍や雑誌記事は,残念ながら,発行当時の権利処理の状況が100%正確に把握できるものばかりではありません.そのため,結果として電子的利用についての権利処理が行われないまま,電子的利用される転載著作物が混在する可能性は否定できません.


 小社としては上記の通り権利処理には最善を尽くし,万全を期す所存ですが,万が一権利処理が不十分なものにお気づきの場合にはご一報いただき,権利処理に関するご指示を賜れますよう,お願い申し上げます.


 今後も読者の皆様方のニーズにお応えするべく,小社としても微力ながら力を尽くして参る所存です.著作者の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます.


*小社が加盟する日本医書出版協会(JMPA)が定める「JMPA転載許諾ガイドライン」(https://www.medbooks.or.jp/copyright/guideline20170701.pdf)ならびに国際的な学術出版社団体であるSTMによる「STM Permissions Guidelines」(https://www.stm-assoc.org/intellectual-property/permissions/permissions-guidelines/)では,円滑な学術情報の流通に資する観点から,紙媒体での利用と電子的利用の一括申請を認めています.


2020年12月
医歯薬出版株式会社

お問い合わせ:出版総務部
Tel.03-5395-7604
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