内容紹介
高齢社会のいま,増えつづける痴呆の患者さんに歯科医療人としてどう対応するか
●高齢社会のなか,痴呆の高齢者は増加する一方.歯科診療に際して痴呆のある人とどのように向き合えばよいかについてまとめた初めての本です.
●痴呆高齢者のQOLを支えるために歯科医療人としてどのように対応したらよいか,歯科医師・歯科衛生士には必携!
●痴呆について知っておかなければならない基礎知識から,痴呆患者さんに対する具体的な歯科治療,口腔ケア,摂食・嚥下リハビリテーションまで,必須事項を網羅,簡潔に整理.
目次
執筆者一覧
まえがき
■I編 痴呆について知っておこう
1章 痴呆とは
2章 痴呆の疫学と社会背景
3章 痴呆の分類と診断・治療
4章 痴呆患者の心理,家族の心理
5章 痴呆患者の社会的支援の概要
6章 痴呆と人権――成年後見制度と身体拘束の禁止
■II編 歯科における痴呆患者への対応
1章 痴呆患者の治療にあたって
2章 痴呆患者の歯内治療
3章 痴呆患者の修復・補綴治療
4章 痴呆患者の歯周治療
5章 痴呆患者の口腔外科治療
6章 痴呆患者の口腔ケア
7章 痴呆患者の摂食・嚥下リハビリテーション
8章 医療事故・トラブルとその予防
■III編 関連用語・資料
索引
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
1951年 愛知県に生まれる
1976年 大阪大学歯学部卒業
現 在 名古屋市にて開業
東海ケアマネジメント研究会会長
遠藤英俊【えんどうひでとし】
1954年 愛知県に生まれる
1982年 滋賀医科大学卒業
現 在 愛知県大府市,国立療養所
中部病院内科医長
大島久智【おおしまひさとも】
1964年 栃木県に生まれる
1989年 佐賀医科大学卒業
現 在 埼玉県狭山市,大生病院副院長
阪口英夫【さかぐちひでお】
1962年 東京都に生まれる
1989年 東北歯科大学卒業
現 在 埼玉県狭山市,大生病院歯科口腔外科科長
鈴木俊夫【すずきとしお】
1948年 愛知県に生まれる
1973年 愛知学院大学歯学部卒業
現 在 名古屋市にて開業
日本有病者歯科医療学会理事
日本口腔ケア研究会会長