臨床栄養
146巻7号
働く世代の健康と栄養支援
- 総頁数:128頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2025年6月
- 注文コード:061467
- 雑誌コード:09319-06
お知らせ
- 「臨床栄養」2025年5月臨時増刊号 価格表記(奥付)の訂正とお詫び
- 「臨床栄養」2024年12月号JCNパズル(909頁)の記載に誤りがございました.お詫びして訂正いたします.
- 「臨床栄養」2023年9月号特集(318頁)の記載に誤りがございました.お詫びして訂正いたします.
- 「臨床栄養」2021年9月号特集(322頁)の記載に誤りがございました.お詫びして訂正いたします.
- 「臨床栄養」2018年8月号こんだてじまんの掲載内容に不備がございました.お詫び申し上げます.
- 「臨床栄養」2017年5月号JCNパズル(624頁)の解答欄に誤りがございました.お詫びして訂正いたします.
- 「臨床栄養」2011年2月号巻頭カラー掲載の粘度測定用紙がダウンロードできます(PDFファイル:約39KB)
内容紹介
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで,幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され,栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか,すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ,日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ,新たな診療ガイドラインなど,医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています.
≪特集テーマの紹介≫
●●働く世代にとって,「健康」は働くことを支える重要な「資産」であるが,定期健康診断結果報告(厚生労働省)をみると,有所見率は58.9%(令和5年)と高く,脂質異常,高血圧,肝機能異常,高血糖等の所見が多い.また,働く世代ではメンタルヘルス不調による休業も多く,心の健康も同じく重要な健康課題となっている.
●働き盛りの世代では,循環器疾患等の発症率が上の世代ほど高くはなく,健康管理の優先度が低いことも多い.食事と関連する生活習慣病は多いため,日々の食事を工夫できるスキルや,自然に,健康的な食事をおいしく楽しく食べられる食環境があれば,生活習慣病対策が進むことが期待される.
●本特集は,直接的な,あるいは食環境づくりなどの間接的な栄養支援を通して,働く世代の健康づくりが進むことをめざして企画した.読者の皆様の日々の活動の参考になれば幸いである.
目次
特集にあたって(中村美詠子)
シフトワークと栄養支援(福村智恵)
メンタルヘルスと食生活(南里明子)
自閉スペクトラム症と栄養支援(中村美詠子)
減塩推進のための食環境整備―食物へのアクセスの改善の重要性(坂口景子)
食品機能性を活用した食環境整備(佐久間理英 ほか)
ナッジを活用した食環境整備(樫野いく子)
働く世代の健康を支援するフードシステム(奥薗美代子)
備えておきたい 院内エマージェンシー対応(2)
誤嚥・窒息によるエマージェンシー(荒神裕之)
スポット
エコーで便秘を評価する―排便サポートチームの挑戦(浦田克美)
診断基準によるがん患者の悪液質の有病率と全生存期間の違い(岡友哉 ほか)
病棟のプロフェッショナルたち
市立ひらかた病院 外科混合病棟(中西一起)
報告
乳癌外来化学療法中の味覚障害に対してCiTASを用いた客観的な評価に基づく栄養指導により治療継続ができた3症例(荒井美栄 ほか)
Break
ストレス軽減! 管理栄養士のアンガーマネジメント講座(6) 〈最終回〉
怒る人に振り回されない,素敵な栄養士へ!(成瀬由紀子)
ちょこっとヨガでリフレッシュ(6)
YOGA de筋活―体幹強化でボディメイク(鈴木純子)
連載
EBN実践につなげる! 栄養疫学研究最新トピックス(5)
「持続可能で健康的な食事」に関する研究動向(杉本 南)
みんなで学ぶ 栄養管理のための臨床推論ケーススタディ(6)
不十分なエネルギー蓄積量設定により体重減少を認めた皮膚筋炎の症例(鈴木達郎)
谷口先生と基礎から学び直す 体液・代謝管理(12) 〈最終回〉
体液量の異常を見極める―脱水・溢水・浮腫・血管内脱水をフィジカルアセスメントでアプローチ(谷口英喜)
これだけは知っておこう 臨床栄養学ビギナー道場(13)
管理栄養士にもTPNの知識は絶対に必要ですよ(井上善文)
こんだてじまん
じまんの一品江口病院特製ちゃんぽん(ロコメディカル 江口病院/平川美智子 ほか)
国家試験
第39回管理栄養士国家試験解答・解説(2)
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自治体病院
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REMARKS
JCNパズル