雑誌紹介
読者対象基礎・臨床の医師・生命科学研究者
創 刊 年
1946年
発行形態
毎週1回・土曜日発行
雑誌の特徴
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア
医学専門誌としては国内唯一の週刊誌.本邦最大の情報量を誇っている
常に時代を先取りした話題を提供.他の医学関係マスコミにとっての一次情報源ともなっている
企画,執筆とも常にわが国の第一人者へ依頼
コラム紹介
通常号(第2〜4土曜) |
あゆみ 小特集形式で各領域にまたがる横断的なテーマをとりあげ,これまでのあゆみ,現状,今後の展望を簡潔にわかりやすくまとめて紹介 TOPICS 1項目1頁前後のボリュームで毎週数項目,各領域の話題を専門外の読者にもわかりやすく紹介 フォーラム 医学における様々な問題点や肩の凝らないメディカルエッセイなどを読み物風に紹介 連載 医学・医療において科を越えて関心の高いテーマを選び毎号紹介 注目の領域 医学・医療の全領域のなかから時宜にかなった注目の話題(3頁以上)を単独で紹介 速報 厳格な査読審査を経た質の高い和文原著(2頁)の速報 |
第1土曜特集号 |
20項目規模の特集.基礎から臨床まで幅広く紹介 |
第5土曜特集号 |
40項目規模の特集.基礎から臨床,さらには社会的な話題までもカバー |
「医学のあゆみ」のあと
本誌の創刊は昭和21年(1946年)3月1日であり,東京大学名誉教授緒方富雄の発想による.
創刊のことばに「“医学のあゆみ”は世界の医学のあゆみをあらゆる姿で紹介する雑誌である.また日本の医学のあゆみを,なにかのかたちで促進したいと念ずる雑誌である.医学のあゆみは,すべての科学のあゆみとおなじように,自由でとらわれない.そのようにわれわれの“医学のあゆみ”は自由でとらわれないつもりである」と.
B6判(月刊)で出発した本誌は,昭和26年9月号からA5判に,昭和33年6月から週刊となり,判型もB5判と大きく発展してきた.
常に世界の医学のあゆみ,日本の医学のあゆみを紹介し続けながら,特に昭和35年4月以降は「短報」欄を設け,質の高い研究の速報を行っている.
本誌創刊当時の日本の医学は抗生物質の導入により大きく変革し,はじめて訪れた自由と平和を基盤に活力に充ちていた.1980〜1990年にかけ世界の医学はコンピュータを駆使しながら,バイオテクノロジーを牽引車としてめざましい進歩・改革を行ってきた.
真理を追求し,疾病を駆逐し患者の幸せを求める医の原点は常にかわらぬし,本誌創刊の精神は脈々とうけつがれている.
歴代の編集委員の名をかかげ永く感謝の碑とする.
緒方 富雄(編集長) (すべて敬称略)
石川 浩一 小林 隆 柴田 承二 中尾 喜久
松岡 脩吉 松田幸次郎 三浦 義彰 山村 秀夫
吉利 和 渋沢喜守雄 秋元寿恵夫 卜部美代志
若林 勲
第2期
稲田 豊 上代 淑人 粕谷 豊 鈴木 継美
玉熊 正悦 内藤 周幸 中川富士雄 松尾 裕
森 亘 八木 欽治 星 猛 林 四郎
木川 源則 植田 穣
第3期〜
北村 諭 石井 裕正 内田 康美 冲永 功太
亀谷 徹 小宮 義璋 間中 信也 八代 直文
黒澤 尚 佐藤 信紘 武谷 雄二 田中 平三
大城戸宗男 望月 英隆 平井 久丸
(編集幹事・委員・協力者に在任中の方を除く)