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免疫性神経疾患病態解明と治療の最前線
255巻5号 2015年10月31日 p.345-350
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 免疫性神経疾患の病態とBBBおよびBNB 佐野泰照・神田隆
サマリー   血液-脳関門(BBB)は脳微小血管内皮細胞,ペリサイト,アストロサイトの3種類の細胞と2枚の基底膜から構成されている.BBB機能の主役は最内層を構成する内皮細胞であり,病的状態でのBBBの破壊は,@液性因子の漏出と,A炎症性単核細胞の神経実質内侵入,のそれぞれ分子的にまったく独立した2種類のメカニズムから成り立っている.血液-神経関門(BNB)は神経内膜内微小血管内皮細胞,ペリサイトの2種類の細胞と1枚の基底膜から構成されている.BBB同様にBNB機能の主役は再内層を構成する内皮細胞であり,BNBの破綻もBBB崩壊の機序と類似のメカニズムで起こることが想定される.本稿では,自己免疫性中枢神経系免疫疾患である多発性硬化症(MS)および視神経脊髄炎(NMO)でのBBB破綻のメカニズムについて解説し,自己免疫性末梢神経疾患であるギラン-バレー症候群(GBS),慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP),および多巣性運動ニューロパチー(MMN)でのBNB破綻に関する最近の知見についても紹介する.
キーワード  血液-脳関門(BBB),血液-神経関門(BNB),多発性硬化症(MS),claudin-5
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免疫性神経疾患
255巻5号 2015年10月31日
週刊(B5判,264頁)
定価 6,380円(本体 5,800円+税10%)
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雑誌コード:20475-10/31
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