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免疫性神経疾患病態解明と治療の最前線
255巻5号 2015年10月31日 p.549-556
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 全身性エリテマトーデスの中枢神経病変――とくにループス精神病と自己抗体 廣畑俊成
サマリー   全身性エリテマトーデス(SLE)における中枢神経病変(CNSループス)では多彩な精神神経症状がみられるが,とくにdiffuse psychiatric/neuropsychological syndrome(ループス精神病)が臨床上問題となる.ループス精神病では髄液中の抗神経細胞抗体の上昇がみられる.この抗神経細胞抗体のなかでは,神経細胞の表面のグルタミン酸レセプター(NR2)に対する抗体が注目されている.一方,抗リボソームP抗体や抗Sm抗体も抗神経細胞抗体である.ステロイド精神病との鑑別がしばしば問題となるが,ループス精神病の的確な診断には髄液中のIL-6が有用である.また,髄液中のIL-6および抗神経細胞抗体はいずれも重症病型であるacute confusional state(ACS)においてとくに上昇しており,ループス精神病の重症度のsurrogate markerとしても有用である.ループス精神病の治療の基本はステロイドである.シクロホスファミドパルス療法がステロイドに勝るというエビデンスはいまのところない.ただ,重症病型のACSにおいてはシクロホスファミドパルス療法を受けた症例でSLEの再発が少ない傾向が示されている.
キーワード  ループス精神病,自己抗体,髄液,IL-6,血液-脳関門
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 全身性エリテマトーデスの中枢神経病変――とくにループス精神病と自己抗体 廣畑俊成
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免疫性神経疾患
255巻5号 2015年10月31日
週刊(B5判,264頁)
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