医歯薬出版のページサイトマップ
医学のあゆみTOP最新号通常号第1土曜特集号第5土曜特集号バックナンバー年間定期購読
ホーム雑誌一覧医学のあゆみ255巻5号 > 論文詳細
免疫性神経疾患病態解明と治療の最前線
255巻5号 2015年10月31日 p.505-511
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 抗VGKC複合体抗体陽性の免疫性神経疾患の広がり 渡邊修
サマリー   電位依存性Kチャネル(VGKC)と複合体を形成する各分子に対する自己抗体を総称して抗VGKC複合体抗体とよぶ.代表的な標的抗原はcontactin associated protein(Caspr)-2とleucine rich glioma inactivated protein(LGI)-1である.Isaacs症候群(IS)は末梢神経の過剰興奮による筋痙攣や手の開排制限を主徴とする.Morvan症候群(MoS)は,この末梢神経の過剰興奮症状に加え,多彩な自律神経系異常と幻覚・不眠などの中枢神経系の症状を呈する.ISやMoSでは,ポリクローナルな抗体産生を伴うが,抗Caspr-2抗体が量的に優位である.抗VGKC複合体抗体関連辺縁系脳炎(VGKC-LE)は亜急性の経過で言語性記憶障害と見当識障害を呈し,低ナトリウム血症を合併する.一側の顔面と肢に同期して起こる特異なジストニア様の不随意運動が先行する.VGKC-LEでは,抗LGI-1抗体が量的に優位で抗LGI-1抗体脳炎とも称される.抗LGI-1抗体が結果的に後シナプス膜上のAMPA型グルタミン酸受容体の数を減少させ,長期可塑性の低下をもたらし,記憶障害を引き起こす.
キーワード  電位依存性Kチャネル(VGKC),leucine rich glioma inactivated protein(LGI)-1,contactin associated protein(Caspr)-2,faciobrachial dystonic seizures(FBDS)
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 抗VGKC複合体抗体陽性の免疫性神経疾患の広がり 渡邊修
本誌を購入 特集TOPへ戻る
週刊「医学のあゆみ」のご注文
免疫性神経疾患
255巻5号 2015年10月31日
週刊(B5判,264頁)
定価 6,380円(本体 5,800円+税10%)
注文コード:286480
雑誌コード:20475-10/31
買い物カゴへ追加
買い物カゴを見る
お問い合わせ 会社案内 About us リンクについて オンラインショップの返品について
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください.
Copyright (C) 2021 Ishiyaku Pub,Inc.