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免疫性神経疾患病態解明と治療の最前線
255巻5号 2015年10月31日 p.491-496
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 急性散在性脳脊髄炎 (ADEM) 原寿郎・鳥巣浩幸
サマリー   急性散在性脳脊髄炎(ADEM)は,おもに感染やワクチン接種後に生じる免疫的機序が推定される単相性の脳脊髄炎であり,その病理的特徴は中枢神経系の白質を中心とした多巣性の炎症性脱髄である.小児のADEMの罹患率はわが国では0.40人/小児10万人年であった.ADEMは先行事象を伴うことが多く,感染症罹患後2日〜4週間でADEMを発症する.先行事象によって感染後ADEM,ワクチン後ADEM,特発性ADEMに分類される.ワクチン後ADEMの発症率は100万接種に対して1〜2例である.ADEMは神経学の領域では多発性硬化症(MS)と同じ脱髄性疾患として議論される.ADEMは感染後脳脊髄炎あるいは傍感染性脳脊髄炎と理解されているが,中枢神経系の自然免疫がおもに関係した脳脊髄炎である可能性がある.ADEMは臨床症状と画像所見および他疾患の鑑別によって診断される.成人に対するADEMの診断基準はないが,小児ADEMの臨床的診断基準はInternational Pediatric MS Study Group(IPMSSG)によってつくられている.ADEMの急性期治療はステロイドパルス療法が第一選択で,予後はおおむね良好である.
キーワード  急性散在性脳脊髄炎(ADEM),炎症性脱髄,脳症,多症候性神経症候,自然免疫
第5土曜特集 免疫性神経疾患――病態解明と治療の最前線 急性散在性脳脊髄炎 (ADEM) 原寿郎・鳥巣浩幸
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免疫性神経疾患
255巻5号 2015年10月31日
週刊(B5判,264頁)
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