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がんゲノム医療−網羅的解析からの知見と臨床応用の展望
275巻5号 2020年10月31日 p.602-607
喫煙により気管支細胞に蓄積する体細胞性変異
サマリー   肺がんはがんのなかでも最も多い死因であり,喫煙が80〜90%の症例で原因となっていると考えられている.従来,肺がんについては多くの腫瘍ゲノムが解析され,肺がんにおけるゲノム異常やドライバー変異については多くの知見が得られてきたが,がんを発症する以前の正常気管支上皮細胞において,どのようなゲノム異常がすでに起こっているかについては十分に解明されていなかった.単一細胞レベルの全ゲノムシーケンスを行うことにより,正常気管支上皮細胞にも加齢や喫煙により遺伝子変異が蓄積し,それに伴い肺がん発症につながると考えられるドライバー変異も獲得されていることが明らかになった.また,喫煙歴のある症例では,喫煙によると考えられるシグネチャーを持った変異が増加していた.一方,喫煙歴のある人,とくに前喫煙者では正常に近い細胞も少なからず存在していることが明らかになり,禁煙による肺がん発症のリスクの減少につながっている可能性が考えられた.
キーワード  肺がん,喫煙,正常気管支,変異
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がんゲノム医療
275巻5号 2020年10月31日
週刊(B5判,240頁)
定価 6,490円(本体 5,900円+税10%)
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雑誌コード:20475-10/31
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