医歯薬出版のページサイトマップ
医学のあゆみTOP最新号通常号第1土曜特集号第5土曜特集号バックナンバー年間定期購読
ホーム雑誌一覧医学のあゆみ275巻5号 > 論文詳細
がんゲノム医療−網羅的解析からの知見と臨床応用の展望
275巻5号 2020年10月31日 p.476-483
大腸がんのゲノム異常と分子標的療法
サマリー   わが国ではがんゲノム医療がはじまり,個別のゲノム変異に伴う適合薬剤の投与が行われている.組織からのシーケンス解析は,NCCオンコパネルなどのがんパネルを用いたターゲットシーケンス法で行われている.大腸がんのドライバー変異と適合薬剤は,左側結腸のRAS/BRAF野生型であれば抗EGFR抗体+化学療法など,近年多くの組み合わせが報告されている.大腸がんはドライバー変異の有無自体に予後因子としての臨床的意義があり,たとえばMSI-highはmicrosatellite stable(MSS)に比べて転移性大腸がんでは予後不良として知られている.RTK,RAS-MAPK,RAF経路変異については,RTKのみの症例が重複変異例に比べて予後良好である.さらに,右側結腸におけるドライバー変異は頻度が高く,再発後の生存率は右側(とくにBRAF変異)症例において低い.大腸がんにおいて治療につながるゲノム変異(アクショナブル変異)はRASは40%〜,HER2増幅は3%であった.さらに,大腸がんでも多がん腫でも治療につながる分子標的変異の検出と合致する薬剤の存在は,生命予後の改善に寄与していた.
キーワード  ドライバー変異,アクショナブル変異,がん局在(左右),適合薬剤
本誌を購入 特集TOPへ戻る
週刊「医学のあゆみ」のご注文
がんゲノム医療
275巻5号 2020年10月31日
週刊(B5判,240頁)
定価 6,490円(本体 5,900円+税10%)
注文コード:286690
雑誌コード:20475-10/31
買い物カゴへ追加
買い物カゴを見る
お問い合わせ 会社案内 About us リンクについて オンラインショップの返品について
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください.
Copyright (C) 2021 Ishiyaku Pub,Inc.