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がんゲノム医療−網羅的解析からの知見と臨床応用の展望
275巻5号 2020年10月31日 p.456-460
マイクロサテライト不安定性とがん免疫チェックポイント阻害薬
サマリー   マイクロサテライト不安定性(MSI)の高い(MSI-H)の大腸がんは,右側大腸に生じたがんに多く,低分化腺がんが多い.Stage II,IIIのMSI-Hの大腸がんではMSIのない(MSS)大腸がんに比べて再発率が低く,予後良好といわれるものの,進行大腸がんでは,MSI-Hは予後不良と考えられてきた.しかし,この予後不良である理由のひとつは,MSI-HにはBRAF変異陽性が多く,BRAF変異大腸がんの予後が著しく悪いためであることが明らかになってきている.BRAF変異を除くと,進行がんであってもMSI-Hの大腸がんは長期予後が良好な傾向がみられている.さらに,このMSI-H陽性の大腸がん,ならびにDNAミスマッチ修復経路に異常をきたした(dMMR)大腸がんでは,がん免疫チェックポイント阻害薬が高い治療効果を示すことが明らかにされ,それまで大腸がんでは単剤での治療効果が限定的と考えられていた免疫チェックポイント阻害薬がMSI-Hの大腸がん治療薬として承認されるようになった.本稿では,MSI-Hのがんと免疫チェックポイント阻害薬について,大腸がんを中心に概説する.
キーワード  免疫チェックポイント,腫瘍遺伝子変異量(TMB),PD-1,マイクロサテライト不安定性(MSI)
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がんゲノム医療
275巻5号 2020年10月31日
週刊(B5判,240頁)
定価 6,490円(本体 5,900円+税10%)
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雑誌コード:20475-10/31
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