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がんゲノム医療−網羅的解析からの知見と臨床応用の展望
275巻5号 2020年10月31日 p.440-444
免疫チェックポイント阻害薬――がんに対するT細胞免疫応答の制御
サマリー   免疫システムにはアクセルとブレーキが存在し,“免疫チェックポイント分子”はそのブレーキ役を担う.従来のがん免疫療法はアクセルを踏むことに重点を置いているのに対して,ブレーキ解除によって免疫系のアクセルが入るようにしたのが免疫チェックポイント阻害薬である.免疫チェックポイント阻害薬の治療効果には個人差が大きく,奏効率は約20%である.がん特異的なキラーT細胞は,樹状細胞ががん抗原を提示することによって誘導される.患者体内にがん特異的なキラーT細胞が存在する場合には,免疫チェックポイント阻害薬はすでに存在するキラーT細胞を活性化して増殖させることで抗腫瘍効果を発揮するが,体内に存在しない場合には,免疫チェックポイント阻害薬を投与しても増殖効果がない.この弱点を克服するには,新しいがん特異的キラーT細胞を作り出す特異的免疫療法との併用が有効と考えられるが,いまのところ,がんの突然変異にまで対応可能な特異的免疫療法はなく,今後の課題となっている.
キーワード  がん免疫療法,免疫チェックポイント,PD-1,CTLA-4
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がんゲノム医療
275巻5号 2020年10月31日
週刊(B5判,240頁)
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雑誌コード:20475-10/31
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