要介護の原因となるフレイル・サルコペニアや疾病重症化を予防し,健康寿命を延伸するための栄養戦略が満載!
内容紹介
●日本人の平均寿命は女性第1位,男性第3位となっているが,平均寿命と健康寿命の差は男女とも約10年あり,健康寿命を延伸することは重要な課題となっている.
●要介護の原因となるフレイル・サルコペニアや疾病の重症化を予防をするために,最近の知見では「栄養+運動」が最も効果的といわれている.
●本書の基礎編では栄養素別,各論では疾患別に望ましい「栄養+運動」について詳しく解説しており,地域での取り組み,栄養指導の実際なども盛り込んだ充実の内容となっている.
目次
II 基礎編:加齢による体格・必要栄養量の変化
III 疾病予防・重症化予防
IV 高齢期に問題となる病態と栄養
V 運動と介護予防
VI 地域における介護予防の実際
VII 低栄養予防のための食事指導・栄養管理
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
葛谷雅文【くずやまさふみ】
1983年 大阪医科大学卒業
1989年 名古屋大学大学院医学研究科(内科系老年医学)卒業
1991年 米国国立老化研究所研究員
1996年 名古屋大学医学部附属病院(老年科)助手
1999年 同上 講師
2002年 名古屋大学大学院医学系研究科健康社会医学専攻発育・加齢医学講座(老年科学分野)助教授
2011年 名古屋大学大学院医学系研究科健康社会医学専攻発育・加齢医学講座(地域在宅医療学・老年科学分野)教授
2013年 名古屋大学医学部附属病院地域医療センターセンター長(兼務)
2014年 名古屋大学未来社会創造機構教授(兼務)
執筆者の関連書籍を探す場合は下に表示された名前をクリックしてください
葛谷雅文 編