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「臨床栄養」別冊
栄医養伝 静脈経腸栄養開発物語

定価 3,960円(本体 3,600円+税10%)
  • 総頁数:282頁 / 2色
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2022年10月
  • 注文コード:746600
  • 雑誌コード:09320-10

静脈経腸栄養開発の歴史をひもとき,栄養管理のレベルアップをめざす一冊!

内容紹介

●静脈経腸栄養の第一人者,阪大の井上善文先生による月刊『臨床栄養』の好評連載「Medical Nutrition養成講座」から,臨床栄養の製剤・機器の開発秘話などに関する回を再構成して別冊化.
●静脈・経腸栄養,栄養評価法,NSTや,輸液やビタミン・微量元素製剤,投与システムなどのトピックごとに,知られざる開発の歴史や考え方の変遷を通して,現在の臨床栄養のスタンダードと今後の方向性を提示.
●静脈経腸栄養開発の歴史をひもとくことで,さらにレベルアップした栄養管理の実施をめざす一冊.

目次

第1回 Medical Nutritionistとは
第2回 経口栄養と経腸栄養の違い
第3回 点滴,輸液と栄養輸液
第4回 静脈栄養とは
第5回 静脈栄養の歴史
第6回 経腸栄養の歴史
第7回 経腸栄養の新しい流れ
第8回 栄養評価法の歴史
第9回 栄養スクリーニングと栄養アセスメント
第10回 NSTの歴史
第11回 本邦におけるNSTの歴史と現状と問題点と―これから
第12回 本邦におけるTPN輸液開発の歴史と―これから(1)
第13回 本邦におけるTPN輸液開発の歴史と―これから(2)
第14回 本邦におけるTPN輸液開発の歴史と―これから(3)
第15回 PPNの歴史とPPN製剤の開発(1)
第16回 PPNの歴史とPPN製剤の開発(2)
第17回 PPNの歴史と静脈炎とカテーテル感染予防対策
第18回 PPNにおける感染対策の歴史
第19回 本邦における脂肪乳剤の歴史
第20回 本邦における脂肪乳剤の管理法の歴史
第21回 本邦における微量元素製剤開発の歴史(1)
第22回 本邦における微量元素製剤開発の歴史(2)
第23回 本邦における微量元素製剤開発の歴史(3)
第24回 本邦におけるビタミン製剤開発の歴史(1)
第25回 本邦におけるビタミン製剤開発の歴史(2)
第26回 本邦におけるTPNの歴史(1)
第27回 本邦におけるTPNの歴史(2)
第28回 本邦におけるTPNの歴史(3)―Dudrick先生の足跡
第29回 本邦におけるTPNの歴史(4)
第30回 本邦における経腸栄養発展の歴史(1)―成分栄養剤
第31回 本邦における経腸栄養発展の歴史(2)―EDからED-P,ED-H,ペプチド経腸栄養剤へ
第32回 本邦における在宅静脈栄養法の歴史
第33回 本邦における在宅経腸栄養法の歴史
第34回 本邦における経腸栄養投与ラインの歴史
第35回 本邦における輸液投与システム開発の歴史(1)
第36回 本邦における輸液投与システム開発の歴史(2)
第37回 本邦における輸液投与システム開発の歴史(3)
第38回 本邦における輸液投与システム開発の歴史(4)
第39回 本邦における輸液投与システム開発の歴史(5)
第40回 本邦における輸液投与システム開発の歴史(6)―カテーテルと輸液ラインの接続方式の開発
最終回 静脈栄養・経腸栄養は,「栄医養」は,これからどこへ向かうのだろうか

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
井上善文【いのうえよしふみ】
 1980年 大阪大学医学部卒業
 1981年 国立呉病院外科
 1984年 大阪大学第一外科医員
 1989年 Duke University Medical Center外科留学
 1991年 University of Florida外科留学
 1993年 大阪府立病院消化器一般外科
 1997年 大阪大学第一外科助手
 2001年 大阪大学大学院医学系研究科機能制御外科講師
 2002年 日本生命済生会付属日生病院外科部長
 2005年 医療法人川崎病院外科総括部長
 2013年 大阪大学国際医工情報センター栄養ディバイス未来医工学共同研究部門特任教授

 一般社団法人 静脈経腸栄養管理指導者協議会(リーダーズ)代表理事
 血管内留置カテーテル管理研究会(JAN-VIC)代表世話人
 関西PEG・栄養とリハビリ研究会代表世話人

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井上善文 著