医歯薬出版のページサイトマップ
医学のあゆみTOP最新号通常号第1土曜特集号第5土曜特集号バックナンバー年間定期購読
ホーム雑誌一覧医学のあゆみ243巻13号 > 論文詳細
頭痛最前線よりよき頭痛診療をめざして
243巻13号 2012年12月29日 p.1044-1050
第5土曜特集 頭痛最前線――よりよき頭痛診療をめざして 頭痛に関与している遺伝子――ゲノム解析の現状 古和久典・中島健二
サマリー   頭痛領域の遺伝子研究の多くは片頭痛に関するものである.現在報告されている片頭痛遺伝子の多くが,皮質拡延性抑制(cortical spreading depression)あるいは神経原性(無菌性)炎症,血管拡張との関与を示すものとなっている.片頭痛の特殊型である家族性片麻痺性片頭痛(FHM)の原因遺伝子は現在までにFHM1,2,3が同定され,あらたに第14染色体上のFHM4や,FHM5/SLC4A4,FHM6/SLC1A3が存在すると考えられている.これらの結果は,FHMにおける細胞膜のチャネル機能に関与した神経細胞の易興奮性を伴う病態を示唆している.大規模なゲノムワイド関連解析(GWAS)が進められ,複数の遺伝子多型が報告されている.詳細な病態機序はいまだ不明であるが,neuropathic painやneuronal glutamate signalingとの関与などが推測されている.大規模な前兆のある片頭痛の家系解析から,Kチャネルの遺伝子(KCNK18)変異が報告された.今後,片頭痛におけるGWASが発展を遂げるためには,より厳格な臨床診断を踏まえた片頭痛患者多数例の検体が必要となる.そのためには,簡便かつ精度の高い診断バイオマーカーの発見や開発が必要不可欠である.
キーワード  片頭痛,群発頭痛,緊張型頭痛,薬物乱用頭痛,遺伝的素因
本論文を購入 特集TOPへ戻る
頭痛最前線
243巻13号 2012年12月29日
週刊(B5判,310頁)
発行時参考価格 5,600円
注文コード:286360
雑誌コード:20475-12/29
ダウンロード購入
『医学のあゆみ』は発行から1年後に論文単位で全文検索可能なPDFファイルのダウンロード購入ができます.
詳細はPierOnline
Pier Online
当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルのダウンロード購入が可能です.
詳細はメディカルオンライン
メディカルオンライン
お問い合わせ 会社案内 About us リンクについて オンラインショップの返品について
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください.
Copyright (C) 2021 Ishiyaku Pub,Inc.