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131巻4号 2017年9月25日 p.626-629
 病棟栄養士のためのベーシックセミナー 経腸栄養編  
診療報酬改定と栄養管理
大阪府立病院機構大阪国際がんセンター 栄養腫瘍科,消化器外科,心療緩和科,緩和ケアセンター
飯島正平
 
平成30年度は診療報酬と介護報酬の同時改定  
 診療報酬は2年ごとに改定されるが,介護保険制度は3年ごとに改定されるため,6年ごとにこの両方が同時に改定される.次回,平成30 年(2018年)度は,その同時改定の年でもある.高齢化が進む社会への対応のためには,介護保険と連動した改定が診療報酬にも求められるが,次回改定で対応できない場合には,同時対応すべき案件はさらに6年遅れることとなる.これらのことを考えると次回改定の果たす役割はきわめて大きいと考えられる.実際,これまでの改定より早いペースで作業が進行しており,それぞれの段階での申請などの締切日は約一月早く設定されている.
 わが国では,国家予算が90兆円規模でありながら,40兆円もの医療費をかけており,さらに戦後ベビーブーム生まれ世代の高齢化にともない医療費が今後伸びていくことが予想されている.逆に,医療費を支える側の就労者人口は減少の一途をたどり,命をめぐる経済性の話は避けられない状況にある.新規医療技術の開発は,科学技術の進歩により,より多くの患者にベネフィットがもたらされる反面,技術にかかる経費(機器経費や薬剤費)の高騰も招き,日々の医療費への影響も無視できなくなった.新規技術の経費を低く見積もることは医療費の制限という意味合いでは有効だが,経済性の悪い事業と産業界から認識されると,経済的理由により将来に向けての新規技術の開発への参入企業が減少し,業界そのものが衰退し,開発だけでなく日常での機器更新や医療材料の入手にも影響が出かねない.そのなかで,従来の手法を改めた薬価改定が実施され,医療技術評価に関しても個別の評価に加え,外科系学会社会保険委員会連合(外保連)などが作成している試案により各技術間の整地化も進み,現在抱えている診療報酬制度の問題点には確実に対応もされつつある.……(雑誌本文は続きます)
 病棟栄養士のためのベーシックセミナー 経腸栄養編 診療報酬改定と栄養管理 飯島正平
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病棟栄養士のためのベーシックセミナー 経腸栄養編
131巻4号 2017年9月25日
月刊(B5判,280頁)
定価 3,024円(本体 2,800円+税8%)
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