医歯薬出版のページサイトマップ
医学のあゆみTOP最新号通常号第1土曜特集号第5土曜特集号バックナンバー年間定期購読
ホーム雑誌一覧医学のあゆみ249巻9号 > 論文詳細
腎臓病のすべて
249巻9号 2014年5月31日 p.921-924
第5土曜特集 腎臓病のすべて 血液透析の現状と未来 井関邦敏
サマリー   現在の形の血液透析療法は末期腎不全〔慢性腎臓病(CKD)ステージ5〕の腎機能代行療法(RRT)として1960年に導入され,すでに50年が過ぎた.わが国の透析患者数は1968年末の300人未満から2012年末に約31万人にまで増加している.これまでに腎移植,死亡者を含めて総数は約80万人にのぼる.1998年度より導入原因疾患として糖尿病が1位となっている.慢性腎炎は導入時の平均年齢が上昇し,導入数自体は減少している.糖尿病による腎不全患者の増加には肥満,メタボリックシンドロームの頻度増加,RAS(renin-angiotensin system)抑制薬の使用による進展抑制(死亡率の低下),寿命の延長による高齢者人口の増加など,複雑な要因の関与が考えられる.高齢者の腎不全では糖尿病を伴っていても高血圧,腎硬化症,虚血性腎症などとの鑑別が困難な例が増加している.透析療法を必要とする患者の高齢化は進行し,合併症を有する例が増加すると考えられる.透析導入の基準は推算糸球体濾過量(eGFR)のみでは不十分であり,eGFR高値で導入される患者ほど予後不良である.しかし,わが国の透析患者の生命予後は諸外国に比べ良好である.体格当り透析量が多いのが理由のひとつとしてあげられるが,個々の患者に配慮した血液透析が効を奏している.
キーワード  糖尿病,血液透析,高齢化,栄養障害,再生医療
本論文を購入 特集TOPへ戻る
腎臓病のすべて
249巻9号 2014年5月31日
週刊(B5判,284頁)
発行時参考価格 5,800円
注文コード:286420
雑誌コード:20475-5/31
ダウンロード購入
『医学のあゆみ』は発行から1年後に論文単位で全文検索可能なPDFファイルのダウンロード購入ができます.
詳細はPierOnline
Pier Online
当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルのダウンロード購入が可能です.
詳細はメディカルオンライン
メディカルオンライン
お問い合わせ 会社案内 About us リンクについて オンラインショップの返品について
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください.
Copyright (C) 2021 Ishiyaku Pub,Inc.