内容紹介
透析療法を受けている透析患者は年々増加してきており,糖尿病性腎症の増加の陰に隠れているが,慢性糸球体腎炎による透析導入患者の増加は著しい.本別冊では,糸球体腎炎の発症・進展機序と治療に関する最新の情報を提供.
目次
◆糸球体腎炎の発症機序
◆糸球体構成細胞障害の機序
◆進展機序におけるメディエータ
◆血管作動ペプチドの関与
◆糸球体腎炎の治療
【サイドメモ】
Haemophilus parainfluenzae
進化の過程からみたIgA1ヒンジ部の特殊性
Cubilin
スーパー抗原と通常抗原の抗原認識機構の違い
細胞骨格
注目の的,ネフリン
セリンプロテアーゼインヒビター(serpin)
Myofibroblast
アポトーシスの細胞内シグナル伝達機構
Thrombotic microangiopathyモデル(TMA model)
T細胞補刺激因子―B7
CCN family
“食塩摂取感受性蛋白尿”とACE遺伝子多型
抗GBM腎炎モデル
エンドセリンの分泌調節因子
転写因子NF-κB
セレクチン分子の機能
ケモカインとケモカイン受容体
導入遺伝子の発現調節はなぜ必要か
アンチセンスとリボザイム
Epithelial mesenchymal transdifferentiation(EMT)
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槇野博史 編