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最新・自己免疫疾患Update研究と治療の最前線
230巻9号 2009年8月29日 p.704-709
第5土曜特集 最新・自己免疫疾患Update――研究と治療の最前線 抗リン脂質抗体症侯群の発症機序――最近の話題 小池隆夫・渥美達也
サマリー   抗リン脂質抗体症候群(APS)は,自己免疫血栓症あるいは自己免疫妊娠合併症と理解され,患者血中に存在する一群の抗リン脂質抗体は病原性自己抗体であると認識されている.抗リン脂質抗体の産生,APS の発症には遺伝的要因が関与していると考えられるが,いまだ十分に明らかとはなっていない.これまで HLA classII,抗リン脂質抗体の代表的な対応抗原のひとつであるβ2−glycoproteinI(β2GPI)の遺伝子多型,血栓症のリスク遺伝子,APS を合併することが多い全身性エリテマトーデスの疾患感受性遺伝子などが検討されている.抗リン脂質抗体の病原性の研究は,対応抗原,とくにβ2GPIの機能と,抗体によるその修飾を中心に行われてきた.しかし最近の動向は,β2GPIの機能そのものよりも,β2GPIを介した自己抗体の向血栓細胞への作用が重要であると認識されるようになった.また,APS 発症と補体の活性化の重要性も明らかにされつつある.
キーワード  抗カルジオリピン抗体,β2GPI,抗プロトロンビン抗体,ループスアンチコアグラント,補体
第5土曜特集 最新・自己免疫疾患Update――研究と治療の最前線 抗リン脂質抗体症侯群の発症機序――最近の話題 小池隆夫・渥美達也
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最新・自己免疫疾患Update
230巻9号 2009年8月29日
週刊(B5判,260頁)
発行時参考価格 5,200円
注文コード:286220
雑誌コード:20475-8/29
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