内容紹介
新カリキュラム・国試ガイドラインを踏まえつつ,教科内容の「解剖学」と「生理学」を有機的に結びつけ,図・表を多用し理解が深められるよう構成.国試対策にも有効なテキスト.
目次
2―個体の調節機構と恒常性
3―消化器系
4―循環器系
5―腎・尿路系
6―内分泌系
7―神経・精神系
8―感覚器系と皮膚
9―呼吸器系
10―血液と造血器
11―運動器(筋骨格)系
12―生殖器系
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
原田玲子【Harada,Reiko】
東京大学医学部医学科卒業.医師,医学博士.東京大学医学部解剖学教室講師を経て,現在は群馬大学医学部非常勤講師および群馬大学生体調節研究所非常勤研究員.
細胞生物学の研究と医学・生物学の教育に携わり,共著として「人体の構造と機能(医歯薬出版)」や「コア・スタディ 人体の構造と機能(朝倉書店)」などがある.
原田彰宏【Harada,Akihiro】
東京大学医学部医学科卒業.医師,医学博士.東京大学医学部附属病院内科研修医,東京大学医学部解剖学教室講師を経て,現在は群馬大学生体調節研究所教授.
細胞生物学の分野において,細胞の極性形成のメカニズムの研究に従事し,医学・生物学の教育に携わる.
小林直人【Kobayashi,Naoto】
東京大学医学部医学科卒業.医師,医学博士.順天堂大学医学部解剖学第一講座講師を経た後,Alexander von Humboldt財団(ドイツ)の奨学研究員として,ハイデルベルク大学医学部解剖学教室に2年間留学.その後,愛媛大学医学部解剖学第一講座助教授を経て,現在は愛媛大学医学部総合医学教育センター長・教授.
細胞培養系を用いた腎糸球体構成細胞の形態形成の研究に携わり,平成12年度日本解剖学会奨励賞を受賞.平成17年度から現職に移り,卒前教育を中心に医学教育改革の実務を担当している他,学内外でFDの講師やタスクフォースを務めている.
【著者略歴】
鍵谷方子【Kagitani,Fusako】
東京工業大学生命理工学部卒業.理学博士.お茶の水女子大学大学院助手,筑波大学理療科教員養成施設非常勤講師を経て,現在は人間総合科学大学講師および東京都老人総合研究所協力研究員.
自律神経系の研究に従事し,生理学や人間科学の教育に携わる.
内田さえ【Uchida,Sae】
共立薬科大学薬学部卒業,お茶の水女子大学大学院修了.理学博士,薬学博士.お茶の水女子大学大学院客員助教授を経て,現在は東京都老人総合研究所主任研究員.
自律神経の研究に従事し,生理学の教育に携わる.