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126巻6号 2015年5月25日 p.903-907
 栄養療法のピットフォール−よりよい栄養ケアのために  
高齢者栄養管理のピットフォール――至適BMI,サルコペニア,蛋白合成を考える
沖縄メディカル病院あがりはまクリニック
吉田貞夫
キーワード  サルコペニア,サルコペニア肥満,インスリン抵抗性,ロイシン,BCAA
高齢者の至適BMI は22 kg/m2とは限らない  
 これまでわが国では,「至適BMI は22.0 kg/m2である」という考え方が広く普及していた.また,至適BMI を22.0 kg/m2と仮定し,身長の二乗をかけて逆算した体重が,「理想体重(IBW)」としてわが国でよく用いられていたのも事実である.
 この理想体重は,高齢者において本当に理想的なのであろうか? 「至適BMI は22.0 kg/m2である」の根拠となっていたのは,日本肥満学会などを中心に,4,565 人の中年の日本人男女の健診結果にもとづく調査である.スタンダードを決定するには若干少ない集団での調査で,年齢にも偏りがある.その後の研究で,生存率とBMI の関係を検討したところ,生存率が最高となるBMI は,年齢によってそれぞれ異なることが判明している.Matsuo らの報告では,70 歳代の高齢者でもっとも死亡率が低くなるBMI は,男性25.5 kg/m2,女性24.1 kg/m2であった.日本人の食事摂取基準2015 年版に収載された,観察疫学研究で総死亡率がもっとも低かったBMI の範囲
でも,70 歳以上では男女共通で,22.5〜27.4 kg/m2と高めの値となっている.……(雑誌本文は続きます)
 栄養療法のピットフォール−よりよい栄養ケアのために 高齢者栄養管理のピットフォール――至適BMI,サルコペニア,蛋白合成を考える 吉田貞夫
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栄養療法のピットフォール
126巻6号 2015年5月25日
月刊(B5判,210頁)
発行時参考価格 2,800円
注文コード:740860
雑誌コード:09320-05
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注文コード:265760
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