126巻6号 2015年5月25日 p.826-830
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栄養療法のピットフォール−よりよい栄養ケアのために | ![]() |
早期経腸栄養の意義と適応
帝京大学医学部 外科
矢口義久,福島亮治 ![]() |
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早期経腸栄養の定義 | ![]() |
侵襲後早期から積極的に経腸栄養を施行することを早期経腸栄養法(early enteral nutrition)とよんでいる.早期経腸栄養法の明確な定義はないが,侵襲後あるいはICU 入室後,おおむね24 時間以内,遅くとも36(48)時間以内に経腸栄養を開始することをさす場合が多い.これまで,栄養に関する多くのガイドラインが作成されているが,重症な症例に対する栄養管理で共通するもっとも基本的なことは,可能な限り経腸栄養を行うことと,経腸栄養をなるべく早く(24 〜 48 時間以内)に開始することである.早期経腸栄養法を実際に施行している施設では,多くが12 〜 24 時間以内に投与を開始している.……(雑誌本文は続きます)
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126巻6号 2015年5月25日
月刊(B5判,210頁) 発行時参考価格 2,800円 注文コード:740860 雑誌コード:09320-05 |
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