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117巻4号 2010年9月10日 p.454-457
 がんの栄養管理UPDATE  
終末期の栄養代謝の特徴
東京慈恵会医科大学附属柏病院 外科
田辺義明
東京慈恵会医科大学 外科学講座 消化器外科
矢永勝彦
キーワード  がん悪液質,緩和ケア,終末期がん患者,栄養代謝
はじめに  
 わが国のがん患者は年々増加しており,全死亡者数の約30%を占め,3 人に1 人はがんで死亡している.がんの治療法も臓器,病態,時期により異なり,多種の分野で研究や臨床に多くの努力がなされている.治療の進歩により根治する場合もある一方,いまだ不幸な転帰となる場合も多い.がんの治療として近年栄養管理の重要性が認識されている.とくに終末期においては緩和ケア,予後を考慮したquality of life(QOL)向上のためにさらなる栄養管理が必要となってくる.しかし,終末期にはさまざまな病態を呈し,それ以前の栄養状態と異なることが多く,栄養管理に難渋することがある.担がん患者ではエネルギー消費量の増大を認めるが,ある時期を境に減少してくる.これはがん悪液質発症の時期と一致し,ギアチェンジを怠ると過度の栄養や輸液により,かえって有害となりうることになる.また,逆に病態に対応した栄養管理を施すことができれば,良好な緩和ケアならびにQOL を得ることができると考えられる.栄養管理を行っていくうえでは経口栄養が基本であるが,終末期には経口摂取が困難なことも多い.また,がん悪液質の有無で輸液や栄養管理方法は異なり,全身状態に応じた栄養管理を考慮しなければならない.とくにがん悪液質の状態は予後,QOL に大きくかかわっているが,いまだに不明な点も多い.終末期がん患者によりよい治療を施すには,がん悪液質の病態の把握が必要と考える.本稿ではがん悪液質を中心に終末期栄養代謝の特徴を述べる.……(雑誌本文は続きます)
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がんの栄養管理UPDATE
117巻4号 2010年9月10日
月刊(B5判,176頁)
定価 2,750円(本体 2,500円+税10%)
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