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114巻6号 2009年5月25日 p.720-724
 静脈・経腸栄養UPDATE 2009  
高濃度調製乳とその有効性
兵庫県立こども病院 栄養指導課
谷口章子,川脇 恵 
武庫川女子大学大学院生活環境学研究科 食物栄養学専攻
松岡美緒,雨海照祥
キーワード  乳児,心疾患,調製乳,エネルギー密度,栄養補給法
高濃度調製乳が必要なとき―その適応  
 乳児は生後5,6カ月までは母乳や乳児用調製乳のみを栄養源とし,その液体のみによる栄養管理は,病態によって離乳食がうまく進まない場合にさらに長期化する.その意味では,成人の栄養管理における経腸栄養法と類似の部分もあるが,栄養組成や投与方法には明らかな違いがある.表1に示す通り,乳児用調製乳は100 ml あたり67 kcal のエネルギーを有し,その50%近くを脂質由来とする.また,たんぱく質は乳清たんぱくを多く含み,乳児の脂質代謝,脳・神経の発達に重要な役割を果たすアミノ酸であるタウリンを増強している.炭水化物は乳糖を主にし,オリゴ糖など腸管免疫への効果を考えて組成されている.その他脂肪酸,ビタミン,ミネラルの組成も母乳に近づけるかたちで設計されている.投与回数は6 回から12 回と成人に比して多いのが特徴であり,栄養投与ルートは経口,経管の両方がある.
 乳児の栄養管理を行うときは,唯一の栄養源である調製乳を用いてどのような栄養ケアをするかを考えることになる.たとえば,
 @ 低出生体重児や嚥下障害を有する児が十分な哺乳量を確保できないとき
 A 心疾患などで水分の摂取制限が必要なとき
 B 病態により必要エネルギー量が増加しているとき
 C 胃食道逆流症があり調製乳の投与量を減らしたいとき
が高濃度調製乳の適応である.……(雑誌本文は続きます)
 静脈・経腸栄養UPDATE 2009 高濃度調製乳とその有効性 深津章子・他
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静脈・経腸栄養UPDATE 2009
114巻6号 2009年5月25日
月刊(B5判,184頁)
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