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サイトカインと疾患あらたな病態モデルから治療へ
234巻5号 2010年7月31日 p.587-592
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ 抗サイトカイン療法の現状 宮坂信之
サマリー   関節リウマチをはじめとする原因不明の炎症性疾患の治療として抗サイトカイン療法が導入され,劇的な治療効果をあげている.標的となるサイトカインとしては TNF−α,IL−6,IL−1 などがあるが,最近では IL−17,IL−22/23 などがあらたな標的分子として注目を集めている.これらのサイトカインは病変局所で過剰に産生されることにより,当該の疾患の病態形成に深く関与している.抗サイトカイン療法はこれらの分子の作用を特異的に阻害することにより,臨床症状の改善を図るものである.しかし一方で,サイトカインは pluripotent(多機能性)であり,生体防御をはじめとする生体の恒常性維持にも必須の分子であるため,抗サイトカイン療法は感染症をはじめとする重篤な副作用を引き起こす危険性も孕んでいる.抗サイトカイン療法の有効性はきわめて高い一方で,その適応の選択においては慎重であらねばならない.
キーワード  サイトカイン,サイトカイン阻害薬,TNF−α,IL−6,IL−17
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ 抗サイトカイン療法の現状 宮坂信之
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サイトカインと疾患
234巻5号 2010年7月31日
週刊(B5判,308頁)
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