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サイトカインと疾患あらたな病態モデルから治療へ
234巻5号 2010年7月31日 p.532-537
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ 腸炎とサイトカイン 金井隆典・日比紀文
サマリー   炎症性疾患(IBD)におけるサイトカインの病態関与を考えるうえで,CD4 T 細胞における“Th1/Th2 バランス”仮説が有名である.すなわち,これまで Crohn 病は Th1 型サイトカイン(IFN−γなど),潰瘍性大腸炎はTh2 型サイトカイン(IL−4 や IL−13 など)がそれぞれ主体の免疫反応であると考えられてきた.しかし近年,Th1,Th2 細胞集団に加え,IL−17 分子を産生する独立した Th17 細胞集団が登場した.驚くべきことに,ヒト自己免疫疾患およびその動物モデルにおいては,これまでの Th1 細胞,Th2 細胞ではなく,Th17 細胞こそが真の病因細胞ではないかと注目を集めている.一方,Th1,Th2,Th17 細胞型サイトカインとは一線を画した炎症性サイトカイン TNF−αや IL−6 などは,その活性を阻害する治療戦略がいち早く実際の IBD 臨床に応用されている.そこで,IBD の免疫病態,さらには臨床応用を視野に入れた場合,サイトカインを, @ Th1 サイトカイン:IFN−γなど, A Th2 サイトカイン:IL−4,IL−13 など, B Th17 サイトカイン:IL−17 A,IL−17F,IL−22 など, C 炎症性サイトカイン:TNF−α,IL−1,IL−6 など,と大別すると理解しやすい.本稿では誌面の関係で,全体の IBD サイトカインネットワークの概略と近年注目されている Th17 サイトカインについて概説し,さらに,サイトカイン阻害系を応用した実際の IBD 臨床で使われている生物学的製剤の正しい理解のための解説を行いたい.
キーワード  サイトカイン,腸炎,炎症性腸疾患,生物学的製剤
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ 腸炎とサイトカイン 金井隆典・日比紀文
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サイトカインと疾患
234巻5号 2010年7月31日
週刊(B5判,308頁)
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