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サイトカインと疾患あらたな病態モデルから治療へ
234巻5号 2010年7月31日 p.518-522
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ サイトカインのシグナル伝達異常により発症する免疫不全症――高IgE症候群 峯岸克行
サマリー   高IgE 症候群は,黄色ブドウ球菌感染による皮膚膿瘍・肺炎にアトピー性皮膚炎と血清IgE の著しい高値を合併する免疫不全症である.その多くは家族歴のない散発例であるが,遺伝性が明らかなものもある.原因遺伝子を同定する多くの試みがなされてきたが,疾患が発見された 40 年後においてもその原因遺伝子は不明であった.著者らは,本症の患児の免疫能を詳細に検討することにより,サイトカインのシグナル伝達障害を発見し,これを手がかりにして高IgE 症候群の原因遺伝子の同定に成功した.その結果,ほとんどの高IgE症候群は STAT3 と TYK2 の遺伝子変異により発症していることが明らかとなった.この知見により,本症候群の早期確定診断・早期治療開始が可能となり,その予後を改善できる可能性が出てきた.
キーワード  高IgE症候群,免疫不全症,STAT3,TYK2,サイトカイン,IL−17
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ サイトカインのシグナル伝達異常により発症する免疫不全症――高IgE症候群 峯岸克行
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サイトカインと疾患
234巻5号 2010年7月31日
週刊(B5判,308頁)
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