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サイトカインと疾患あらたな病態モデルから治療へ
234巻5号 2010年7月31日 p.511-517
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ IL-33とアレルギー性疾患 善本知広
サマリー   IL−33 は 2005 年に IL−1βや IL−18 と同様,IL−1 ファミリーに属する新規サイトカインとしてクローニングされた.その受容体は長い間そのリガンドが不明であった ST2 である.IL−1β/IL−18 が細胞質内で前駆体の形で産生され,caspase−1 によって活性化型となって産生されるのに対し,IL−33 は細胞核内に存在し,細胞壊死によって受動的に活性化型 IL−33 となって産生される.ST2 は Th2 細胞,好塩基球,マスト細胞そして好酸球上に発現することから,IL−33 はアレルギー性炎症に重要な役割を演じている.実際,ST2 遺伝子領域にアトピー性皮膚炎や喘息患者と相関のある遺伝子多型が,IL−33 遺伝子領域に花粉症患者と相関のある新規の遺伝子多型が発見され,IL−33 はアレルギー性疾患の増悪因子と考えられている.
キーワード  IL−33,ST2,好塩基球,Th2細胞,アレルギー
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ IL-33とアレルギー性疾患 善本知広
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サイトカインと疾患
234巻5号 2010年7月31日
週刊(B5判,308頁)
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