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サイトカインと疾患あらたな病態モデルから治療へ
234巻5号 2010年7月31日 p.438-444
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ 新しいリンパ球:ナチュラルヘルパー細胞――寄生虫感染における役割 茂呂和世・小安重夫
サマリー   現代においても発展途上国では寄生虫感染は広く蔓延しており,WHO が 1997 年に行った統計によると回虫,鉤虫,鞭虫などに代表される土壌媒介寄生虫感染者は 35 億人にのぼり,現在でも 10 億人を超える感染者がいるとされている.著者らは最近,脂肪組織に存在する新しいリンパ球を発見し,ナチュラルヘルパー(natural helper:NH)細胞と名づけた.NH 細胞は IL−5 や IL−6 を恒常的に産生することで,B 細胞の IgA 産生促進や腹腔内 B1 細胞の自己複製を支持する.また,IL−25 や IL−33 刺激を受けることで,IL−5 や IL−13などの Th2 サイトカインを多量に産生することから,寄生虫感染制御やアレルギー治療への貢献が期待されている.本稿では,NH 細胞の紹介とともに寄生虫感染機構における役割について概説する.
キーワード  ナチュラルヘルパー(NH)細胞,FALC,IL−33,IL−25
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ 新しいリンパ球:ナチュラルヘルパー細胞――寄生虫感染における役割 茂呂和世・小安重夫
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サイトカインと疾患
234巻5号 2010年7月31日
週刊(B5判,308頁)
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