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サイトカインと疾患あらたな病態モデルから治療へ
234巻5号 2010年7月31日 p.379-385
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ インフラマソームを介した炎症性サイトカインIL-1βの産生 齊藤達哉・審良静男
サマリー   病原体の感染や刺激性粒子などによるストレスを感知したマクロファージ・樹状細胞は,炎症性サイトカイン IL−1β・IL−18 の産生を介して,炎症反応を惹起する.Caspase−1 はサイトカイン IL−1β・IL−18 前駆体の切断や細胞死の誘導に深くかかわっており,その活性化はインフラマソームとよばれる複合体により制御されている.インフラマソームは病原体感染に際して宿主を守る役割を果たす一方で,アスベストや尿酸結晶などの刺激性粒子を認識して過剰な炎症反応を惹起し,組織障害を起こす.そのため,インフラマソームを介した炎症反応の誘導と抑制は厳密に制御されている.インフラマソームは IPAF インフラマソーム,NALP3 インフラマソーム,AIM2 インフラマソームに大別されており,それぞれの複合体がさまざまな因子・ストレスを感知して自然免役応答を誘導する.本稿では,これらのインフラマソームの生理・病理的な役割と,その活性制御のメカニズムについて解説する.
キーワード  インターロイキン1β(IL−1β),インフラマソーム,caspase−1,自然免疫,オートファジー
第5土曜特集 サイトカインと疾患――新たな病態モデルから治療へ インフラマソームを介した炎症性サイトカインIL-1βの産生 齊藤達哉・審良静男
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サイトカインと疾患
234巻5号 2010年7月31日
週刊(B5判,308頁)
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