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最新・自己免疫疾患Update研究と治療の最前線
230巻9号 2009年8月29日 p.686-691
第5土曜特集 最新・自己免疫疾患Update――研究と治療の最前線 天疱瘡モデルマウスにおける病的抗体産生を制御するDsg3反応性T細胞の役割 高橋勇人・天谷雅行
サマリー   尋常性天疱瘡は,重層 @平上皮に発現する細胞間接着分子・デスモグレイン 3(Dsg3)に対する自己抗体により生じる重篤な自己免疫疾患である.自己抗体の産生には自己反応性 T 細胞が重要であることが知られている.従来のヒト T 細胞研究では,分離・解析された T 細胞の自己抗体産生への関与を評価することができなかった.本研究では,抗 Dsg3 抗体産生を誘導できる T 細胞の病原性を in vivo で評価するシステムを確立した.Dsg3−/−マウスから Dsg3 反応性 T 細胞株を 20 株樹立し,Dsg3−/−マウスから分離した B 細胞とともに Rag2−/−マウスへ移植すると,20 株中 7 株で抗 Dsg3 抗体が産生され,皮膚や口腔にびらんが出現し病原性を確認できたが,残りの 13 株は病原性を認めなかった.この評価システムは,Dsg3 反応性 T 細胞には病原性の差異(pathogenic heterogeneity)が存在することを明らかにしただけでなく,今後の免疫学的検討の基礎として有用な手法と考える.
キーワード  天疱瘡,Dsg3反応性T細胞,抗Dsg3抗体
第5土曜特集 最新・自己免疫疾患Update――研究と治療の最前線 天疱瘡モデルマウスにおける病的抗体産生を制御するDsg3反応性T細胞の役割 高橋勇人・天谷雅行
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最新・自己免疫疾患Update
230巻9号 2009年8月29日
週刊(B5判,260頁)
発行時参考価格 5,200円
注文コード:286220
雑誌コード:20475-8/29
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