医学のあゆみ
290巻10号
性差医学の現在地 ─最新知識とエビデンス
9月第1土曜特集
- 総頁数:112頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2024年9月
- 注文コード:929010
- 雑誌コード:20471-9/7
内容紹介
・日本で性差医学が紹介されてから,今年でちょうど四半世紀を迎える.それ以降,外来診療科の開設や研究会や学会の創設,循環器領域におけるガイドラインの公開など,国内でも発展を続けている.
・本特集では,各疾患領域の性差に加え,多職種連携,認定制度,医学教育,ジェンダー統計,イノベーションなど,今後の性差医学・医療の発展に欠かせない幅広いテーマを紹介.
・性差医学の最新知識と性差の視点に触れることで,明日からの診療や研究にいかせる新たな気づきとスキルアップのヒントを得るきっかけとなることを期待したい.
目次
性差医学の歴史─日本導入から四半世紀,米国の動向も踏まえて
(天野惠子)
性差医学総論
(下川宏明)
心疾患における性差
(羽尾清貴・安田 聡)
呼吸器疾患に関わる性差
(山口泰弘)
消化器疾患における性差
(名越澄子)
メンタル疾患における性差
(平島奈津子)
老年医学における性差
(秋下雅弘)
産業医学における性差
(荒木葉子)
男性医学
(白川智也・堀江重郎)
性差とライフステージを意識した女性の健康促進に向けて
(小宮ひろみ)
薬物動態の性差
(清水聡史・他)
薬剤師からみた性差医療
(山浦克典)
性差医療における助産師の役割
(西岡笑子)
医学教育における性差と性差医学教育の導入
(生野真嗣・片岡仁美)
性差医学・医療認定制度の概要と展望
(井川房夫・他)
ジェンダー統計
(河野銀子)
性差医療とオープンイノベーション
(宮本恵宏)
性差医学・医療─ベッドサイドからジェンダード・イノベーションまで
(片井みゆき)
次号の特集予告
サイドメモ
ORWHのミッション
エストロゲンとRho-kinase
MINOCA
用語解説(助産師とは,助産師になるためには,日本における助産師制度)
公的統計
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