医学のあゆみ
284巻3号
デジタルパソロジー/サイトロジーとAIの進歩
- 総頁数:70頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2023年1月
- 注文コード:928403
- 雑誌コード:20473-1/21
内容紹介
・病理学に変革をもたらす可能性を秘めた技術が,デジタルパソロジー(digital pa-thology:DP)/サイトロジー(digital cy-tology:DC)systemである.
・病理のDP/DC systemは,バーチャルスライド〔現在は,WSI(whole slide imaging)とよぶ〕スキャナでガラス標本をデジタル化し,PC画面で所見を確認し,病理診断するシステムである.
・本特集ではDP/DC systemの実装から,潰瘍性大腸炎,子宮頸部細胞診,乳腺,胃,前立腺,肺など,各領域の専門の先生方に機械学習やAIでの解析などの解説をお願いする.
目次
はじめに(前田一郎)
デジタルパソロジーの実装─現状の課題と将来の方向性(津山直子)
潰瘍性大腸炎におけるデジタルパソロジー・AIの有用性(芹澤 奏・小林 拓)
子宮頸部細胞診への新しいアプローチ─子宮頸部細胞診における自動スクリーニング支援装置ThinPrep(R) Integrated Imagerの有用性(金田敦代・安岡弘直)
病理医はいかに病理AI開発にコミットしうるか─胃癌/乳癌/子宮頸部細胞診診断支援AI開発の経験をもとに(市原 真)
前立腺がんにおける医療AIの現状(赤塚 純・山本陽一朗)
肺疾患におけるデジタルパソロジーとAIの未来(北村由香・福岡順也)
特報
第59回(2022年度)ベルツ賞受賞論文1等賞
アルツハイマー病および類縁疾患の病態解明研究ならびに診断・治療・予防法の開発(樋口真人)
第59回(2022年度)ベルツ賞受賞論文2等賞
アルツハイマー病:疾患メカニズムに即した診断・評価と疾患修飾による治療・予防の実現を目指して(岩坪 威)
次号の特集予告
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