やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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医学のあゆみ
283巻11・12号
自己免疫性肝疾患 ─いま何が問題となっているのか?

定価 1,540円(本体 1,400円+税10%)
  • 総頁数:70頁
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2022年12月
  • 注文コード:928312
  • 雑誌コード:20473-12/17

内容紹介

・本特集では,臨床において重要であり,かつ日本から優れた仕事がでている自己免疫性肝疾患のテーマを選び,それぞれのエキスパートに執筆をお願いする.
・自己免疫性肝炎(AIH)は中年以降の女性に好発する肝炎である.原発性胆汁性胆管炎(PBC)は,中年以降の女性に好発する慢性進行性の胆汁うっ滞性肝疾患である.
・原発性硬化性胆管炎(PSC)は肝内外の胆管に多発性・びまん性の狭窄が生じ,胆汁うっ滞をきたす慢性肝疾患である.

目次

特集 自己免疫性肝疾患─いま何が問題となっているのか?
 はじめに─自己免疫性肝疾患の基礎知識 田中 篤
 自己免疫性肝炎─急性肝不全の隠れた成因? 柿坂啓介・他
 原発性胆汁性胆管炎の予後予測 山下裕騎・梅村武司
 自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎のオーバーラップ 釘山有希・小森敦正
 原発性硬化性胆管炎の発症への腸内細菌の関与 中本伸宏
 自己免疫性肝疾患患者のQOL 高橋敦史・大平弘正
 小児の自己免疫性肝疾患 梅津守一郎
 自己免疫性肝疾患に対する肝移植 赤松延久・長谷川 潔

連載
人工臓器の最前線(15)
 人工膵臓の現状と将来展望 宗景匡哉・花ア和弘

医療AI技術の現在と未来─できること・できそうなこと・できないこと(10)
 医療時系列データへのAI応用 清田 純

医療DX─進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識(4)
 AIを用いた内視鏡画像診断支援 三澤将史・工藤進英

TOPICS
 細胞生物学 サイクリックAMP濃度を光で一過的に操作する分子ツールの開発 酒井佳寿美・山下高廣
 腎臓内科学 Meflinを発現する血管周囲間葉系細胞の腎線維化における役割 湊口 俊・齋藤尚二

FORUM
 グローバルヘルスの現場力(12) ミャンマーの人々の団結と行動─コロナとクーデターの二重苦のなかで 宮野真輔

速報
 小児が発端者である新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の家庭内感染調査 絹巻 宏・他

 次号の特集予告