生命がもつ膨大な情報をいかに処理し,何が得られるか,
バイオインフォマティクスの基本がよくわかる一冊!
内容紹介
●バイオインフォマティクスとは,ゲノムやトランスクリプトームといった大規模なオミクスデータをどう処理する必要があるか,そこからいかに知識を発見するか,ということについて研究する分野である.
●本書は,バイオインフォマティクスとは何かを理解し,その原理や概念等の基礎的な内容にフォーカスし解説.
●また後半では,実際にオミクスデータを解析する際に,何をどう作業するかについて,「やってみようバイオインフォマティクス」というセクションを設け,一から詳しく手順を紹介している.
目次
2.トランスクリプトームデータの一般的な解析手順
3.プロテオミクスと質量分析─疾患の現場にいたのはどの遺伝子だ?
4.マイクロバイオームと臨床メタプロテオミクス:共棲細菌がチームで働く仕組みの解明
5.メタボロミクスにおける「質量分析インフォマティクス」
6.グライコインフォマティクス(糖鎖インフォマティクス)
7.バイオインフォマティクスの根幹を担うデータベース
8.疾患ゲノム解析I:NGS解析
9.疾患ゲノム解析II:GWAS解析
10.機械学習による薬物応答トランスクリプトームの解析と疾患治療薬の探索
11.画像診断用人工知能─コンピュータ支援診断(CAD)
12.臨床におけるバイオインフォマティクス
13.プレシジョン・メディシンI─がんゲノム医療
14.プレシジョン・メディシンII─がんゲノミクスの応用
15.やってみようバイオインフォマティクス─SNP解析編
16.やってみようバイオインフォマティクス─RNA-seq解析編
17.やってみようバイオインフォマティクス─メタ16S解析編
18.やってみようバイオインフォマティクス─エンリッチメント解析編
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