法医学の現場から解き明かす,生と死の境界線
内容紹介
●法医学の第一線で活躍してきた著者が,その豊富な経験と知見をもとに,突然死や児童虐待,孤立死など,法医学が関わる様々なケースを丁寧に解説.
●生と死の境界線から脳死,医療事故,災害時の死体検案まで,現代社会が直面する重要な課題に切り込んでいる.
死因究明の現場で培われた確かな視点と,学者としての深い洞察から,生命の尊厳と社会の在り方を問いかける一冊である.医療関係者はもちろん,法律家や一般の方にも,死生観を深める貴重な知見を提供している.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
大澤資樹【おおさわもとき】
東海大学名誉教授.愛媛大学医学部卒業,大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士).和歌山県立医科大学,東海大学を経て,1999年に山形大学医学部教授,2004年より東海大学医学部教授,2024年3 月に定年退職.
解剖業務に携わる傍ら,数多くの論文を発表し,日本法医学会,日本DNA多型学会,日本交通科学学会,日本小児突然死予防学会,日本賠償科学学会など多くの学会で役職を務める.平成28年度政府規制改革「ICTを利用した遠隔死亡診断」において実施委員会の委員長を務めるなど,多死社会における死因究明の推進に尽力している.
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