パーキンソン病の診断・症状から基礎研究の進展,薬物療法,新たな治療法まで最新知見を網羅した一冊!
内容紹介
・これまで遺伝性パーキンソン病(PD)の原因遺伝子産物の機能解析から,ドパミン神経細胞死にミトコンドリア,リソソーム,輸送システム,神経炎症,そして酸化ストレスの関与などが推測されている.
・さらには疾患の進行にプリオン病様の病態の関与が提唱され,すくなくとも異常α-シヌクレインが脳内伝播することは動物モデルでは多くの証左がある.加えて近年,人工知能(AI)による診断技術の開発が進み,また,コロナ災禍のなかで遠隔診療の有用性が認識され,運動症状を呈している PD での有効性が確認されている.
・本特集ではパーキンソン病の過去を検証し,現在の問題点を明確にして将来展望を提案する正鵠を射た内容となっている.
目次
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服部信孝 編