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126巻6号 2015年5月25日 p.858-865
 栄養療法のピットフォール−よりよい栄養ケアのために  
末梢挿入式中心静脈カテーテル(PICC)の挿入と管理上のコツ
大阪大学国際医工情報センター 栄養ディバイス未来医工学共同研究部門
井上善文
キーワード  上腕PICC,エコーガイド下穿刺,上腕PICC,感染対策
はじめに  
 中心静脈栄養法(total parenteral nutrition:TPN)を安全に実施するための基本は,中心静脈カテーテル(central venous catheter:CVC)および輸液投与経路の安全な管理である.合併症を発生させることなくCVC を挿入し,カテーテル関連血流感染症(catheter-related bloodstream infection:CRBSI)を発生させることなく,目的とする期間,TPN を施行することができなければならない.
 現在,鎖骨下穿刺や内頸静脈穿刺によるCVC 挿入(中枢挿入式中心静脈カテーテル,centrally inserted central venous catheter:CICC)にともなう重篤な合併症の発生が問題となっている.さまざまな合併症予防対策が講じられているが,これらの穿刺方法自体,解剖学的にみても,気胸や血胸などの重篤な合併症発生を完全に防ぐことはきわめて困難であるといわざるをえない.
 一方,末梢挿入式中心静脈カテーテル(peripherally inserted central venous catheter:PICC)は,肘または上腕の静脈を穿刺して上大静脈内に先端を留置させるCVC で,気胸や血胸などの重篤な合併症が発生しない,安全な方法で挿入することができる.肘から挿入する場合は,肘正中皮静脈や尺側皮静脈などの,みえる,あるいは触知できる血管を穿刺してCVC を挿入するので,きわめて安全かつ容易に実施することができる.しかし,肘を曲げることによって滴下不良となる,静脈炎の発生頻度が比較的高い,などの管理上の問題がある.上腕の静脈を穿刺して挿入する上腕PICC 法は,これらの滴下不良や静脈炎についての問題を解決できる方法であり,欧米では状態が安定した症例に対するCVC 挿入方法として第一選択となっている.また,諸外国ではトレーニングを受けた看護師が挿入するCVCでもある.……(雑誌本文は続きます)
 栄養療法のピットフォール−よりよい栄養ケアのために 末梢挿入式中心静脈カテーテル(PICC)の挿入と管理上のコツ 井上善文
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栄養療法のピットフォール
126巻6号 2015年5月25日
月刊(B5判,210頁)
発行時参考価格 2,800円
注文コード:740860
雑誌コード:09320-05
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定価 2,970円(本体 2,700円+税10%)B5判 160頁 2020年1月発行
注文コード:267520
ISBN978-4-263-26752-3

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