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120巻6号 2012年5月25日 p.660-667
 腸管と免疫・栄養−腸内細菌から疾患を理解する  
腸上皮による粘膜防御機能
東京大学医科学研究所国際粘膜ワクチン開発研究センター
長谷耕二,尾畑佑樹
キーワード  腸上皮バリア,タイトジャンクション,ムチン,抗菌ペプチド,Notch
はじめに  
 腸管粘膜は,食事とともに摂取される病原菌やウイルス,さらには100 兆個にも及ぶとされる腸内常在細菌に曝されており,つねに感染の危険と隣り合わせにある.そのため腸管は,栄養素の吸収という生命維持に不可欠な機能を司るいっぽうで,多くの末梢リンパ球が集まる生体内最大の免疫器官としての側面を有している.
 腸管粘膜において生体の内と外は単層の腸上皮細胞によって仕切られている.腸上皮細胞は,堅牢なタイトジャンクションを形成し,外来微生物に対する物理的なバリアとして機能する.加えて,腸管上皮細胞の1 つである杯細胞が活発にムチン産生することで,粘膜面に分厚いムチン層が形成される.吸収上皮細胞やパネート細胞は,α- およびβ-defensins やcatelicidin に代表される抗菌蛋白質を産生することで,細菌の生体内への侵入を未然に防いでいる.腸管の粘膜固有層では,毎日約5 g の二量体IgA が産生されているが,腸上皮細胞はこの二量体IgA を粘膜固有層から腸管管腔へ輸送する働きも担っている.このように腸上皮細胞はたんなる物理的障壁ではなく,粘膜面の生体防御において積極的な役割を果たしている.……(雑誌本文は続きます)
 腸管と免疫・栄養−腸内細菌から疾患を理解する 腸上皮による粘膜防御機能 長谷耕二,尾畑佑樹
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腸管と免疫・栄養
120巻6号 2012年5月25日
月刊(B5判,172頁)
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