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114巻6号 2009年5月25日 p.753-757
 静脈・経腸栄養UPDATE 2009  
ALS患者の栄養管理の特殊性
おきの内科医院
沖野惣一
鎌ヶ谷病院 千葉神経難病医療センター
湯浅龍彦
キーワード  筋萎縮性側索硬化症,ALS,摂食嚥下障害,人工呼吸,経腸栄養,栄養管理
 
 ALS(筋萎縮性側索硬化症)は,神経筋難病のなかでももっとも代表的な疾患として知られている.その臨床像は多彩であるが,本質的には運動ニューロン病とよばれるように神経原性の筋萎縮が全身に進行し,構音障害,嚥下障害,呼吸障害のほか,全身が動けなくなっていくという病像を呈する.栄養管理の観点から本疾患における重要な病態は,@摂食嚥下障害,A筋萎縮にともなう痩せ,B呼吸筋障害,C歩行・体動障害,D以上の諸症状が数カ月から数年という時間経過で確実に進行増悪して機能的全廃に近い状況にいたる,ということである.類似した症状を呈する神経筋疾患はあるが,Dに示したように比較的短期間で進行して寝たきりや呼吸不全に陥るという疾患はほかにはみられない.
 根治的な治療法のない現在,病名告知と十分な理解を得たうえでの治療方針の決定,QOL 向上のための対策,人工呼吸器の装着に関する意志決定などは,当事者はもちろん,医療を提供する側にとってもきわめて重い問題であり,患者関連団体とともに厚生労働省班会議や学会においても常に議論されている.ALS における栄養管理については,経口摂取をできるだけ続けるというQOL の点においても,栄養障害や感染・褥瘡を避けて全身状態を少しでも良好な状態に保ち,ADL を維持するという目的においても重要な課題として認識され,その特殊性を考慮したアプローチが求められる.……(雑誌本文は続きます)
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静脈・経腸栄養UPDATE 2009
114巻6号 2009年5月25日
月刊(B5判,184頁)
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