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114巻6号 2009年5月25日 p.580-584
 静脈・経腸栄養UPDATE 2009  
栄養管理実施加算―その現状と課題
神奈川県立保健福祉大学
中村丁次
青森県立保健大学
齊藤長徳
日本赤十字医療センター
水野文夫
キーワード  栄養管理,チーム医療,NST,栄養診断,診療報酬,管理栄養士
栄養管理実施加算の意義  
 わが国の医療における栄養の中心的課題は,適正な食事療法の実施であり,病院給食という方法で実施された.病院給食は,病気の治療と増悪化防止を目的に,医師が適正な投与栄養量を決定し,その内容を充足させるべき献立を栄養士が作成し,それに従って調理師が調理して,患者に提供する方法である.一方,特別な食事療法が存在しない患者に対しては,全入院患者の性別と年齢の構成比率から加重平均栄養量が算出され,その値に即した献立が作成され患者に提供されていた.この方法は,入院患者の集団的特性による栄養管理と,疾病ごとに異なる食事療法を実施するためには合理的方法と考えられ,戦後から今日までの病院給食制度の根幹をなしていた.
 しかし,欧米では1970 年代,わが国では2000 年代になり,入院患者の約半数に低栄養障害が出現することが指摘された.このような低栄養障害が,薬物や手術等の治療効果の低下,免疫能の低下,在院日数の増加を起こし,結局,患者のQOL や医療の経済的効率を低下させることも明らかにされた.このことにより,医療における栄養の課題は,集団給食管理と食事療法の実施から,患者個々の病態と栄養状態を改善することを目的とした総合的な栄養管理や栄養補給へと変化していった.具体的な解決の手段として,病院での栄養管理にマメジメント・ケアを導入した栄養ケア・マネジメントが導入された.つまり,病院における栄養部門の役割は,たんなる治療食を提供することから,総合的な栄養管理へと変化し,その実践には,対象患者の栄養状態の評価,判定から出発するマネジメント技法の導入が必要とされたのである.……(雑誌本文は続きます)
 静脈・経腸栄養UPDATE 2009 栄養管理実施加算―その現状と課題 中村丁次・他
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静脈・経腸栄養UPDATE 2009
114巻6号 2009年5月25日
月刊(B5判,184頁)
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