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腸と健康:腸オルガノイドが挑む次世代バイオモデル
270巻11号 2019年9月14日 p.1065-1069
食品栄養の立場から見た腸上皮機能研究――オルガノイドへの期待
サマリー   食品科学・栄養科学も医学と並んでわれわれの健康向上に欠かせない領域である.近年,食品には栄養素以外にも健康増進に寄与する成分(機能性成分)があることが明らかになり,これを利用して“機能性食品”が開発されるようになった.機能性食品の主要な研究標的のひとつは腸管であり,栄養素吸収を制御して生活習慣病リスクを低下させる食品,腸内細菌叢を改善する整腸食品などがすでに利用されている.しかし,腸管上皮と食品成分の関わりについては不明な点が多い.腸管上皮細胞培養系を用いた研究では,吸収・代謝・バリア機能などが食品成分の影響を受けることが示唆されている.また,炎症状態に陥りやすい腸管上皮に対する抗炎症性食品成分を探索した研究では,アミノ酸,ポリフェノールなどに活性が見出され,一部は動物試験でも効果が確認できた.ただし,Caco-2に代表されるような細胞株は実際の腸管上皮機能を正しく発現しているわけではないので,より生体に近い腸管オルガノイド培養法での検討がおおいに期待される.
キーワード  機能性食品,腸管上皮細胞,抗炎症作用
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腸と健康:腸オルガノイドが挑む次世代バイオモデル
270巻11号 2019年9月14日
週刊(B5判,70頁)
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雑誌コード:20472-9/14
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