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臨床検査の最前線―将来の検査を展望する
263巻13号 2017年12月30日 p.1057-1062
第5土曜特集 臨床検査の最前線――将来の検査を展望する 心筋マーカー 石井潤一
サマリー   心筋トロポニン(Tn)は心筋特異性が高く,異常値を示す期間が長いため,CKやCK-MBでは検出できなかった不安定狭心症の微小心筋傷害を診断できる.2000年に急性心筋梗塞(AMI)の国際定義が改定されてからは,急性冠症候群(ACS)の診療における第一選択の心筋マーカーはCKやCK-MBからTnに刷新され,Tn値が上昇している不安定狭心症はすべてAMIに分類された.最低検出感度を標準測定より10倍程度高めた高感度測定は低いTn値を正確に測定できる.そのため,高感度測定は標準測定の弱点であったAMI発症早期の診断感度と陰性的中率を大幅に改善した.一方,高感度測定はACS以外の病態に起因する心筋傷害を高い感度で捉えるため,その診断特異度と陽性的中率は低下した.それゆえ,高感度測定では標準測定以上にTn上昇例,とくに軽度上昇例における心筋傷害の鑑別が重要になった.心筋傷害の鑑別には経時測定によるTn値の変化から,急性心筋傷害かどうかを判別することが役立つ.
キーワード  心筋トロポニン,CK-MB,心筋由来脂肪酸結合蛋白質,急性冠症候群(ACS),非ST上昇型心筋梗塞
第5土曜特集 臨床検査の最前線――将来の検査を展望する 心筋マーカー 石井潤一
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臨床検査の最前線―将来の検査を展望する
263巻13号 2017年12月30日
週刊(B5判,258頁)
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雑誌コード:20475-12/30
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