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122巻6号 2013年5月25日 p.806-809
 脂質異常症UPDATE2013  
食事療法
東京慈恵会医科大学 臨床検査医学
東京慈恵会医科大学附属柏病院
吉田 博
キーワード  高LDL コレステロール血症,高トリグリセライド血症,冠動脈疾患,動脈硬化
はじめに  
 食事療法は運動療法とともに脂質異常症の治療の基本である.脂質異常症は一般に食事を含めた生活習慣が血清脂質値に大きく関与しており,冠動脈疾患の既往のない症例ではまず生活習慣の改善を行い,肥満を軽減させる.冠動脈疾患のある症例では生活習慣の改善(食事療法,運動療法,禁煙など)とともに薬物療法を考慮するが,生活療法を行うことにより,治療に用いる薬剤の減量も期待される.
 まず,脂質異常症をきたしうる原疾患の存在を確認し,原疾患があればその治療を行う.適正体重の維持と栄養素配分のバランスに留意して基本的な食事慮法は実施されるべきであり,標準体重と日常生活活動量をもとに総摂取エネルギー量を適正化する.過食や寡動により摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることで内臓脂肪が蓄積し,これを基盤に脂質異常,糖代謝異状や血圧高値などの集積すなわちメタボリックシンドロームが認められるようになり,脂質異常症としては高トリグリセライド(TG)血症と低HDL コレステロール血症さらにはsmall dense LDL が増加する.肥満を解消するためには,エネルギー摂取量(kcal)=標準体重(kg)× 25 〜 30(kcal)をめざすが,まずは現状から1 日に250 kcal 程度を減じることからはじめ,5%の体重減少を目標として継続できる食事療法が肝要である.またエネルギー配分は,脂肪20 〜 25%,炭水化物を50 〜 60%とする.脂質異常症は個々の患者のリスクを評価して治療方針を決定するが,治療の基本である食事療法について,高LDL コレステロール血症と高TG 血症に分けて概説する.……(雑誌本文は続きます)
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脂質異常症UPDATE 2013
122巻6号 2013年5月25日
月刊(B5判,228頁)
発行時参考価格 2,700円
注文コード:740820
雑誌コード:09320-05
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