医歯薬出版のページサイトマップ
臨床栄養   TOP最新号臨増・別冊バックナンバー年間定期購読
ホーム雑誌一覧臨床栄養Vol.122 No.6 > 論文詳細
122巻6号 2013年5月25日 p.685-690
 脂質異常症UPDATE2013  
トリグリセライド
大阪大学大学院 医学系研究科公衆衛生学
今野弘規,磯 博康
キーワード  トリグリセライド,非空腹時高トリグリセライド血症,冠動脈疾患,脳卒中,コホート研究
はじめに  
 トリグリセライド(TG)は,一般には中性脂肪の名で知られ,最近ではメタボリックシンドロームの構成要因の1 つとしても馴染みが深い血清脂質である.食事からの糖質や飲酒によって血中濃度が上昇する.逆に,魚類摂取により血中濃度が低下する.これは,魚類の脂肪に多く含まれるイコサペンタエン酸(IPA)などのn-3 系多価不飽和脂肪酸の効果によるものであり,高TG血症の治療薬の1つとしても用いられている.TG は,1950 年代から心筋梗塞などの冠動脈疾患との関連がコホート研究で調べられており,国際的に測定の標準化が達成されている数少ない脂質の1 つでもある〔国際標準化が達成されている脂質は,ほかに総コレステロール(TC),HDL-コレステロール(HDL-C)がある〕.しかしながら,TG は,食事による血中濃度の変動が大きいことや,その血中濃度がHDL-コレステロール値と逆相関の関係にあることなどから,心血管系疾患の独立した危険因子か否かについては議論がある.そのなかで最近,大規模なメタアナリシスにおいて,HDL-C 値とnon-HDL-C 値を調整した場合,TG 値と冠動脈疾患リスクおよび脳卒中リスクとの関連は弱くなるとの報告がなされた.一方,非空腹時の高TG 血症が循環器疾患の独立した危険因子である可能性を示す疫学研究結果が近年相次いで報告され,注目されている.……(雑誌本文は続きます)
 脂質異常症UPDATE2013 トリグリセライド 今野弘規,磯博康
本論文を購入 特集TOPへ戻る
脂質異常症UPDATE 2013
122巻6号 2013年5月25日
月刊(B5判,228頁)
発行時参考価格 2,700円
注文コード:740820
雑誌コード:09320-05
ダウンロード購入
当社発行の雑誌は発行から1年後に論文単位でPDFファイルのダウンロード購入が可能です.
詳細はメディカルオンライン
メディカルオンライン
お問い合わせ 会社案内 About us リンクについて オンラインショップの返品について
当サイトはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください.
Copyright (C) 2021 Ishiyaku Pub,Inc.