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120巻6号 2012年5月25日 p.696-702
 腸管と免疫・栄養−腸内細菌から疾患を理解する  
新生児壊死性腸炎
順天堂大学大学院 プロバイオティクス研究講座
山城雄一郎
キーワード  新生児壊死性腸炎,未熟児,腸管防御(バリア)機能,TLR,プロバイオティクス,腸内細菌
 
 新生児壊死性腸炎(Necrotizing Enterocolitis:NEC)は,その約90%は未熟児に発症する重篤で緊急的処置を要する腸疾患である.その病因は精力的な研究にもかかわらずいまだ解明されていない.早期診断は容易ではなく,多くの症例は外科的切除の適応となるが,その致命率は近年の報告でも20 〜 50%と高く,また生存したとしても重症な長期的合併症,たとえば短腸症候群,再発する敗血症,成長障害そして脳性麻痺などの神経学的後遺症等が高率に発症するリスクを有する,きわめて深刻な疾患である.その背景には,未熟児の腸管防御(バリア)機能を含む腸管免疫の未熟性,栄養(人工乳),そして腸内細菌等の要素が相互に関係していると考えられる.最近では,自然免疫で重要な役割を担うToll like receptors(TLR's)を介する腸内細菌のシグナル伝達との関係がNEC の病態で注目されている.
 近年,プロバイオティクスがNEC の予防に有効であるという筆者らを含む国内外からの報告が相次いでいるが,TLR's の病態における役割との関係から,その論理的根拠が明らかになりつつあり,治療そして予防を考えるうえでも重要である.本稿では,筆者らの経験を基に総論的にNEC に対するプロバイオティクスの予防効果について述べる.……(雑誌本文は続きます)
 腸管と免疫・栄養−腸内細菌から疾患を理解する 新生児壊死性腸炎 山城雄一郎
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腸管と免疫・栄養
120巻6号 2012年5月25日
月刊(B5判,172頁)
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