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114巻6号 2009年5月25日 p.676-680
 静脈・経腸栄養UPDATE 2009  
濃厚流動食による銅欠乏症−濃厚流動食による胃瘻栄養中に貧血と白血球減少症で発症した亜鉛製剤ポラプレジンク投与による銅欠乏症の一例を通して
誠潤会城北病院 外科
河合勇一,谷 大輔,藤原 靖之,土田博光
同 内科
島根謙一
キーワード  銅欠乏症,白血球減少症,貧血,ポラプレジンク,亜鉛,経腸栄養
はじめに  
 高齢化の進展により,認知症や脳血管障害が多くなり,胃瘻栄養や経管栄養を必要とする患者も増加している.日本流動食協会の調査によると,2008 年のわが国での濃厚流動食の使用量は約258億kcal で約24 万人/年に使用されたと推定される.長期に濃厚流動食で栄養されている患者では,微量元素の欠乏症も多数報告されている.今回,胃瘻栄養中に進行性の貧血と白血球減少症が認められた患者を経験したが,これは銅欠乏症によるものであった.この銅欠乏症は亜鉛含有胃潰瘍治療剤であるポラプレジンク(プロマックD®)の投与とともに進行し,その中止およびココアパウダーの投与による銅補充により改善した.亜鉛の過剰摂取による銅欠乏症にも多くの報告があるが,通常の治療量のポラプレジンクによる報告はわずかである.ポラプレジンクは胃潰瘍以外にも,味覚障害や褥瘡・慢性肝炎への有効性が報告されており,現在は保険適用外であるが,このような目的での投与も多いと推測され,注意が必要である.
 よく知られている血液学的症状以外にも神経学的異常等をきたす銅欠乏症について,その症状や原因・誘因および治療法についても整理してみたい.……(雑誌本文は続きます)
 静脈・経腸栄養UPDATE 2009 濃厚流動食による銅欠乏症−濃厚流動食による胃瘻栄養中に貧血と白血球減少症で発症した亜鉛製剤ポラプレジンク投与による銅欠乏症の一例を通して 河合勇一・他
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静脈・経腸栄養UPDATE 2009
114巻6号 2009年5月25日
月刊(B5判,184頁)
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